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windowsのサポート状況※(22/3/15現在)

※教育機関用や企業エンタプライズ版、タブレットやスマホ用、サーバ用、組込用などについては述べていません

ここで言う「サポート中」というのは、月一の更新プログラムが提供されているものということです

サポートしていないwindowsを使うとどうなるか

セキュリティー更新は、windowsがリリースされてから発見されたセキュリティーのぜい弱性を潰すために行われるものです。
セキュリティー更新はサポート期間中だけ行われるものですので、サポート期間を過ぎたwindowsにはセキュリティー更新はされません。サポートしていないwindowsを使うということは、セキュリティー更新がされていないwindowsを使うことになるので、windowsに存在している、放置されたセキュリティーのぜい弱性を狙ったウイルスや攻撃には太刀打ちできません。
メールやホームページを見たり、クラウドやUSBメモリやNASに入り込んでいるウイルスが仕組まれたファイルを開いたりすると、ウイルスや攻撃に遭う可能性があります。

今、Emotet というウイルスが蔓延しています。データを抹消してしまうウイルスや攻撃も多くなっています。サポートされているwindowsを使うことは、非常に大切なことです。最低限のことです。お忘れなく。

windows11

昨秋リリースされた最新バージョンです。当然サポートしています。リリースされてから10年後すなわち、2031年10月までサポートされるものと思われます。ただし年1回の機能更新をし続ける必要があります。

windows10

windows10そのものは、2025年10月14日までサポートされています。ただし年1~2回の機能更新をし続ける必要があります。それを行わないと、2025年10月14日より前にサポートから外れます。サポートから外れるのは、最新バージョンがリリースされてから1年~1年半後のようです。

最新の機能更新がされたバージョンは 21H2 です。
現在サポート中のバージョンは、古い順に 20H2、21H1とこの21H2のみです。
20H2 は 2022年5月10日にサポートが切れます。
21H1 は 2022年12月13日にサポートが切れます。
サポートが切れる前に、 最新バージョンに機能更新してくださいね。

Windows 10|OSバージョンとスペック確認方法

  1. 手順1:画面左下「スタート」をクリック
  2. 手順2:「設定」をクリック
  3. 手順3:「システム」をクリック
  4. 手順4:左下「バージョン情報」をクリック
  5. 手順5:バージョンやスぺックが表示されます

windows8.1

2023年1月10日までサポートされています。

windows8

すでにサポート外になっています。無料で windows8.1にアップグレードすることができます。

windows7

すでにサポート外になっています。ただし法人を中心にwindows7有償サポートプログラム(ESU) が利用できる場合があります(Home Premium利用者を除く)。料金は現時点では1台当たり 55,892円(税込)。ESU利用時のサポート期限は 2023年1月10日までとなります。

windows vista, xp, 2000,それより古いバージョン

すでにサポート外になっています。

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購入したwifiルータがうまく動かない原因(2)

以前投稿した この記事 にて、
購入したwifiルータおよび、回線側の機器の設定の誤り を原因として挙げました。このうち、購入したwifiルータの設定の誤り について説明していきます。

解決する方法は、どれも手動で設定しなおすことです。

1.アクセスポイント(ブリッジ)モードに設定すべきなのに、ルータモードになっていたら、アクセスポイント(ブリッジ)モードに修正する
2.バンドステアリング機能(ASUSやTP-Linkでは「スマートコネクト機能」と呼んでいる)はオフにして、2,4GHz帯と、5GHz帯で別々のSSIDを設定する
3.よく切れたり速度が出ないときは、使用している周波数帯の電波の混雑状況をwifi信号のアナライザーで確認し、もし自分の電波が他のより強い電波と重なっていたら、比較的重なっていないチャンネルに手動で切り替える
4.使用している周波数帯の電波の混雑状況をwifi信号のアナライザーで確認すると、自分の信号の幅(帯域幅)が幾つかのチャンネルにまたがっていることがある。帯域幅が広いと通信速度は速くなるが、電波が混雑している中で帯域幅が広かったりすると、他の電波との重なりが大きくなって(干渉)却って通信がよく切れて不安定になる。そういう時は手動で帯域幅を狭く設定する
住宅密集地では2.4GHz帯は常に混雑しているので、2.4GHz帯の帯域幅は 20MHzにするのが常識と言える。日本の一部メーカー、海外メーカーのルータやアクセスポイントは 2.4GHz帯の帯域幅が40MHz湖底になっているものがあるので、それはなるだけ使わない(住宅密集地では公害の発生源になる)
5GHz帯は、2.4GHz帯に比べ電波の伝搬域が狭く外部の電波の影響を受けることが少ないので、干渉が少なければ20MHzより40MHz、80MHz、機器によっては160MHzの帯域を選べる。端末が対応していれば高速通信ができる。
5.マルチキャストレート(マルチキャスト伝送速度)を上げると、無線通信全体の速度を上げることができる(電波の飛びは悪くなる欠点もある)
6.有線LANと複数のアクセスポイントを組み合わせてネットワークを最適化するために、高級機種では送信出力を調整することができるのでそれで干渉が起こりにくいよう調整することがある

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インターネットの接続速度が上がらない原因

最近 youtube の体験記事をよく拝見します。映像公開している人にはすごい人がいて勉強になります。一方調子が悪い状況をアップしている人もいてそういう方にはコメント欄にてアドバイスをしたりしております。アドバイスをする過程で自分の頭の中も整理されてきます。今回はそのときアドバイスした内容を記事にしてみます。

1.原因として考えられる箇所は大きくわけて3つある

例えばインターネットでページを見ることを想定してみます。

a. インターネットのページを公開しているサーバーが遅い
b. 契約しているプロバイダに問題があって遅い
または、回線が遅い
c. 建物内の設備に問題があって遅い
または、端末(PCやスマホ等)に問題があって遅い

このうち、「a. インターネットのページを公開しているサーバーが遅い」というのはサーバ提供先の問題であって、自分では管理しようがありませんので、素直に受け入れましょう。

では「b. 契約しているプロバイダに問題があって遅い。または、回線が遅い」というのはどうでしょうか? これは別のプロバイダや回線業者に乗り換える、回線業者のプランを変更することで解決します。要するにお金をかければ解決します。

また「c. 建物内の設備に問題があって遅い。または、端末(PCやスマホ等)に問題があって遅い」というのも、設備更新や交換、設定変更、端末の設定変更や修理、交換で解決します。

2.回線のプラン以上の速度は出ない

例えば、何かの目的でインターネットを高速で行いたい、できれば200Mbps以上ほしい という方が居たとしましょう。でもどうしても 数十Mbpsしか出ないという場合、まさかとは思いますが回線プランをご確認ください。

・まず、光回線でないと無理です。ADSLや同軸ケーブル回線では100Mbps以上はまず出ないです。
・回線業者のプランが200Mbps以下だと無理です。NTTフレッツや光コラボで 最大100Mbpsのプランは×。最大1Gbpsのプランに乗り換えましょう。1Gbps以上の速度を希望でしたら、フレッツ光クロスというのもあります。
 Nuro光、au光、ケーブルテレビ、電力会社系の回線業者でしたら、300Mbps以上のプランに変更しましょう。1Gbps以上の速度を希望するとき、2Gbps~10Gbpsのプランを用意している回線業者もあるようですが、その時、本当に1Gbps以上の速度がルータから出せるかどうか確認しましょう。業者提供のルータのWAN側とLAN側の端子ともに2.5~10Gbpsに対応していなければ2.5~10Gbpsの速度が出るはずがありません。

3.フレッツ光/光コラボの場合、IPv4 over IPv6 (IPoE) は必須 ただし環境により制限あり注意

フレッツ光/光コラボ(以下フレッツ系)では、プロバイダの認証IDとパスワードを使って接続をしています(PPPoE認証)。利用者増により大手プロバイダを中心に時間帯によっては速度が大幅に落ちます。これを回避するために、今ではIPv4 over IPv6 (IPoE)接続が主流になっております。もし時間帯によって速度が非常に遅くなることがあってIPoEになっていなければIPoEへの変更をお勧めします。

IPoEへの変更にあたっての注意
ルータでポート開放を行っている環境では使えないことがある
今お使いのネット回線を使って、ネット越しにWebカメラ画像、ホームページ、ファイル、メールおよびVPN等のサーバーを設置して公開、一部のゲームの実施、などのためにポート開放している場合は契約しているプロバイダにご相談ください。
回線業者からルータを支給されていない環境では、ルータの設定変更が必要、もしくは買い替えが必要になることがある
ルータ機能付きのonu(ホームゲートウェイ)が設置されていて内蔵ルータが有効になっている環境は問題なく使える。
今まで自前でルータを用意していた環境では、そのルータがプロバイダが採用しているIPoE方式対応でなければ、ルータの買替が必要になります。プロバイダにご相談ください。

4.wifi接続の場合、wifiルータの最大通信速度以上は出ないが、ルータの処理能力によっては速度はさらに低下する

wifi接続の場合、インターネット通信速度を左右するのは
・wifiルータの最大通信速度のカタログ値
・wifi電波の品質(電波の強さ、混雑度、同時接続機器数と素性、中継機を介しているか、等)
・wifiルータの設定と処理能力

詳細の説明は別の機会に譲るとして、wifiルータの処理能力を案外見落としがちです。
wifiルータにもパソコンと同じようにCPUやメモリなどのハードウェア部品があって、グレードによって採用されている部品が異なります。高速通信にこだわるのでしたら、それなりのグレードの製品を使用することが必要です。当然数千円のwifiルータで満足できる性能は出ません。
パソコンの接続プロパティに出てくるリンク速度が高くなるよう設定するのは当然ですが、それだけでは速度向上の解決にはなりません。

5.有線接続の場合、onuから端末までの機器の接続規格すべてに留意する

・接続速度は、接続規格が一番劣っている部分の速度になる。
・1Gbps超えの速度を目指すなら、LANケーブルはカテゴリー6Aを推奨。
(カテゴリー5eでは性能不足。カテゴリー7や8は必要ない)
・LANケーブルの留意箇所は、onu~ルータのWAN端子、ルータのLAN端子~スイッチングハブ、スイッチングハブ~高速通信規格に対応している端末機器全て(PC、有線接続プリンタ、NAS等)
・イーサネットインタフェースの規格は、ターゲットの通信速度に対応したものにする [従来のLANケーブルを使用する場合10GbE(10GBASE-T)、5GbE(5GBASE-T)、2.5GbE(2.5GBASE-T)、1GbE(1GBASE-T)] 。留意箇所は、ルータのWAN端子とLAN端子、スイッチングハブ、高速アクセスしたい端末機器(PC、NAS等)。
・10GbpsのLAN接続には、従来のLANケーブルではなく、SFP+ケーブル(10GBASE-CU)が使用されることがあり、対応するネットワーク機器や従来のLANケーブルとの変換アダプタ等が発売されている。cat7やcat8のLANケーブルの端子は従来のRJ-45でなくGG45/TERAが本来の仕様になっている模様。

6.PCやルータ内蔵のセキュリティソフト、ルータ直下のセキュリティ機器が通信速度を低下させる

ルータ直下に UTMやファイアウォールなどのセキュリティ機器を装着している場合、それらの機器が送受信パケットを分析処理する時間を消費するので、ネットワーク速度は低下する。
これらのセキュリティ機器は、OS標準のセキュリティ機能が及ばない複合機などを守ったりもする大切な機器となっている。
同様に、最近のルータやNASにもセキュリティ機能が付いているので、それがパフォーマンスの原因になることがある。 

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インターネット接続の速度の測定サイト

インターネット接続の速度を確認する方法として、最近では スピードテスト のサイトがあるのでそれを利用します。

(1)googleでスピードテストと検索して最初に表示されるサイト(Measurement Lab(M-Lab)と提携)

(2)USEN Gate 02 のスピードテスト
https://speedtest.gate02.ne.jp/

(3)Fast.com のスピードテスト
https://fast.com/ja/

(4)ブロードバンドスピードテスト
https://www.bspeedtest.jp/

(5)speedtest.net
https://www.speedtest.net/ja

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購入したwifiルータがうまく動かない原因(1)

私も業者として家庭用/SOHO用wifiルータを設置する関係上、いろいろなメーカーのwifiルータの評判を調査して機器選定を行っております。

amazon、価格.com、youtube等のレビューや口コミを見ていますと、「購入して失敗した/後悔した」という感想を目にします。例えば

・某社のメッシュ機能はダメ
・有線接続が不安定
・受信感度が悪い

原因として 一部を挙げただけでも、これ位あります。

・レビューした方の言う通り、機器の性能が低い(俗にいう「ハズレ」
・機器が通信回線を誤って自動認識する(結構これが多い)
・機器の置き場所が悪い
・機器の性能に期待しすぎ
・購入したwifiルータおよび、回線側の機器の設定の誤り
・購入したwifiルータと中継器、メッシュ子機の相性
・子機側の問題(機器のドライバやファームウェアの未更新等)
・親機のファームウェアが更新されていない

俗にいうハズレ機種を引かない方法はわかりません。いろんな筋からの情報を集めるしかありません。我々も数多の機種を買い集めて評価するにも費用的にも限界があります。

機器が通信回線を誤って自動認識する

この事例は昔も今もあるので注意が必要です。
アクセスポイント(ブリッジ)モードに設定しないといけない機器が、誤ってルータモードに設定されていることがあります。

そのように設定されていると
・速度が遅くなる
・不安定になる(よく切れる)
・上位ルータにケーブル接続された機器と、購入した機器の間で通信ができなくなる(プリンタやNAS(ファイルサーバーなど)

家庭用wifiルータの一般的な使い方としては(不正確なところはご容赦ください)
1.ルータ
家庭の外部のネットワーク(インターネット)と内部(LAN)を流れる信号の流れの整理をする
現在は通常インターネット回線(基本は1回線)を複数のLAN接続機器で分け合って使うことができる
2.ブリッジ/アクセスポイント
ルーターによって複数のLAN接続機器で分け合って使うことができるようになった信号を分配する

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使ってみたいWifiルータ(1)

最新のWifi6対応の家庭用ルータが発売されてから1年半以上経つでしょうか、各メーカーも第2世代のモデルが出そろってきました。そこで現時点で私が使ってみたいルータを載せてみました。ただし必ずしも皆さまへのお勧めではありません。手にしたことのないモデルがほとんどですので、太鼓判を押してお勧めするわけには参りませんのでご承知おきください。

1.IODATA WN-DAX3600XR (アイ・オー・データ)

WAN側、LAN側ともに10Gbps有線LANポートを持つモデルです。無線は2402+1147Mbps ということで上位機種になります。
5GHz帯、2.4GHz帯とも送受信ともアンテナ4本(4ストリーム)です。クアッド(4)コアCPUを搭載しているとのことです(動作周波数、メモリサイズ等は不明)。
フレッツ光(光コラボ含む)のIPv6(IPoE)に対応(一部除く)しております。もちろんNuro光、auや電力系、ケーブルテレビの回線に対応。最新の暗号化規格WPA3に対応。
ルータモードの他にアクセスポイント(AP)モードに対応(V2.0以降のファームウェア)しています。
最近の10Gbpsや20Gbpsの高速インターネット回線にも対応できるというのもありますが、2.5G/5G/10Gのファイルサーバー(NAS)やハブ、カテゴリ~6Aのケーブルと、最近のパソコンで2.5GのLANコネクタを持つ製品と接続すれば、LAN内での大容量ファイル転送や映像信号のやりとりが大変捗ると思われます。
また、最新のノートPCには最大 2402Mbps が可能なものがあるのでそういうPCを使うと作業が捗ると思われます。

2.ASUS RT-AX56U (ASUS)

台湾のメーカー ASUS の製品です。無線は1201+574Mbps の中上位機種になります。
5GHz帯、2.4GHz帯とも送受信ともアンテナ2本(2ストリーム)です。クアッド(4)コアCPUを採用しています。このメーカーはCPUの動作周波数やメモリサイズを公表しています。
フレッツ光(光コラボ含む)のルータ機能としてIPv6(IPoE)には非対応です。(ASUS社のルータは一部製品しか対応しておりません)。それ以外のNuro光、auや電力系、ケーブルテレビの回線はIPoE対応非対応関係なく使えます。最新の暗号化規格WPA3に対応。
ルータモード、アクセスポイント(AP)モードの他に、Mesh中継に対応しています(ASUS社独自のAiMeshですので他社互換性はありません)。
その他、ルータで使用する場合、トレンドマイクロのセキュリティ技術「AiProtection」、ペアレンタルコントロール機能が付きます。あと積極的に宣伝はしてないですが、少なくともリモートアクセスVPN機能、USB端子を使ったプリンタサーバーやNASの機能があります。また外部簡易radiusサーバと連携してアカウント単位でのユーザ認証ができます。

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今更周知するんですか?マイクロソフトさん(2)

「Windows」のアップデート、適用には十分な接続時間が必要–MSが明らかに – ZDNet Japan

https://japan.zdnet.com/article/35182904/

私ども業者からすれば、「何をいまさら」と思うのですが、これ以外にも、マイクロソフト関係で知っておきたいことがあります。

OneDrive について十分な知識を持ち合わせていないうちは
個人用OneDrive において、少なくとも同じマイクロソフトアカウントを使って複数PCを運用する場合、windowsセットアップの時に、デスクトップ、ドキュメント、ピクチャをOneDriveに設定するのはお勧めしない
(設定解除は、タスクバーに表示される(もしくは隠れている)、マイクロソフトアカウントの雲形アイコンを右クリックして「設定」を選び、バックアップタブから、「バックアップの管理」を選び、デスクトップ、ドキュメント、写真 それぞれのチェックマークを外して×を押す)

あの設定は、PCのストレージが壊れた時のバックアップのためのもの。ですからバックアップという表現がされているわけで、
複数PCで運用する場合、これを設定してしまうと、いろんな不具合が起きることがあります。例えば

ドキュメントフォルダに入っているオフィス・アウトルックのメールデータが問題を引き起こす

オフィス・アウトルックのメールデータは、通常、ドキュメントフォルダ内のOntlookデータというサブフォルダに保存されます。アウトルックの使い方によってはファイルサイズが相当大きくなっています。アウトルックを終了する都度このビッグサイズのデータが書き換えられ、OneDriveクラウドに同期しようとします。その同期には時間を消費します。従量制通信なら多大な通信量を消費します。同期に時間がかかるということは、同期が完了しないうちにパソコンの電源を切ることもあり、その時には同期が失敗します。バックアップ用途にも適さないでしょう。
オフィス・アウトルックのメールデータをOneDriveに入れて複数PCで同期させれば、webメールのような運用ができるか?そのような運用は困難です。
個別のPCの性能、通信速度とOneDriveの性能がネックとなるので使い物にならないでしょう。

デスクトップフォルダに張り付けたショートカットが、拠点間で矛盾する

自営業者等で、同じマイクロソフトアカウントで紐づけした複数のPCの一方を自宅に、もう一方を店舗事務所で置く場合、自宅と店舗事務所にそれぞれ別のネットワークストレージやプリンタを置いたりしているかもしれません。それぞれを使いやすくするためにデスクトップ上にドライブのショートカットを張り付けてあるかもしれません。アプリのショートカットを張り付けているかもしれません。自宅と店舗事務所のPCのドライブ構成が違っていれば、同一マイクロソフトアカウントで共有されたショートカットは混乱のもとになります。ネットワークドライブのショートカットも問題のもととなります。

その他、他社クラウドアプリやメールソフト、専用ソフトでデスクトップ、ドキュメント、ピクチャを使用していることがあり、問題が発生するかもしれません。

更に、個人用Vault というフォルダが、個人用OneDrive上で複数PCを運用したときにどういうふるまいをして、どういう使い方をすれば良いか、どういう設計になっているか、十分なデータを持っていません。

以上、私の無知をさらけ出していることを否定はしませんが、一般のユーザーにとってOneDrive 一つ使うにも結構な量のノウハウを調査して利用しなければならないのは事実です。そのための時間とコストは膨大だと思います。

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今更周知するんですか?マイクロソフトさん(1)

「Windows」のアップデート、適用には十分な接続時間が必要–MSが明らかに – ZDNet Japan

https://japan.zdnet.com/article/35182904/

要するに、windows update が必要な項目の確認に時間がかかるので、パソコンを短時間稼働して電源を切ったりスリープしたりすると、更新作業の消化が仕切れずに、待ち行列がどんどん溜まってそのうちwindowsの調子がわるくなる、というもの。

windowsパソコンを短時間しか使わない人でも、例えば少なくとも月1~2回は更新を滞りなく実行するために一晩つけっ放しにしておくことをお勧めしますよ、という意味かと思います。(ということで 電源を入れっぱなしにしておいたら翌日にwindows7が10になっていた?(今後勝手に10が11になるとか起こらないとは言えない)とか、日本語変換できない? とか、今まで使ってたアプリが使えなくなった? とか、スピーカーから音が出なくなった? とか、そんな事例を今まで有りすぎるほど見てきました。怖いですね)

それだけではありません。windowsの更新に6時間もかかるというのなら、windowsの電源設定で、電源に接続時にPCをスリープ状態にするまでの時間設定を「なし」に設定しなければなりません。
当社に来るwindowsの調子の悪いパソコンの3分の1は、windows update 未消化もしくは 更新作業が終わらないのに堪え切れず電源オフするのが習慣になった事例なので、そういう場合は、スリープ設定を「なし」しております。

さて

windows更新確認及び、windows更新に時間がかかる主な原因といえば

1.パソコンの性能が低いか古い
2.ネット通信速度が遅い

1.パソコンの性能が低いか古い
◎一番メインの部品が CPU という部品。お持ちのパソコンにどんなCPU機種が入っているか確認いただいて、google検索などで、「CPU機種名 passmark」で検索します。
例えば、CPU名が intel(R) core(TM) i5-3450S ならば、
「i5-3450S passmark」で検索しますと、Average CPU Mark が 4264 と表示されます。
 ここで出てきた値が1000より小さければ、手の施しようがないです。速やかにPCの買替をお勧めします。1000より多少大きくても実使用に不便を感じておられる例が多いかもしれません。

◎次はストレージ。古いPCはハードディスクドライブ(HDD)が一般的。最近パソコンの起動や起動直後にアプリがなかなか進まなかった経験はございませんか? 
ストレージにはHDDと7~8年前から普及してきたSSDという種類があります。HDDはSSDに比べ読み書き速度が遅いです。
最近のwindowsパソコンの起動直後はストレージのデータと大量の読み書き通信が行われるため、古いPCのみならずHDD搭載モデルは起動が遅くなるわけです。同様にwindows update でも大量のデータ読み書き通信が行われるので、HDD搭載PCでは
windows更新確認及び、windows更新に非常に時間がかかってしまうわけです。HDDをSSDに載せ替えれば、windows起動時間も、windows更新のの所要時間も見違えるほど短くなり、更新作業が終わらないトラブルも殆んどの場合減ると思われます。
現時点でパソコン買い替えを検討されない方はどうぞ。

◎次はメモリ。今時2GB搭載のPCはないかと思いますが、4GB搭載の例はかなりあります。更新中多量のメモリを消費することがあります。トータルで8GBメモリが搭載できるPCであれば 8GBへの載せ替えまたは増設をお勧めします。現時点でパソコン買い替えを検討されない方はどうぞ。
写真や映像編集や、イラストや設計図作成を行うなら、16GB以上増設できるだけ増設しておかれることをお勧めします。
2スロットあれば4GB+4GBが良いですし、4スロットあれば、 2GB×4でも構いません。同じ容量のペアがベストとは言われますが、現時点ではメモリ総量の方が大切だと思います。
もしwindows7からのアップグレードの方で、32ビット版windowsをお使いであれば、メモリ装着は4GBが限度なので、今後快適に使用するのは困難だと思います。一般的にはこの機にPCを買替されることをお勧めしますが、データをバックアップしたうえで、64ビット版windows10として再利用することもできるかもしれません。windows10の入れ直しにはライセンス料はかかりません。

2.ネット通信速度が遅い
◎ネットで、「google speedtest」で検索して、スピードチェックを行ってみてください。ダウンロードが 3Mbps以下、アップロードが 1Mbps以下でしたら、windows更新に支障が有ると思われる速度です。ネット環境を改善してみましょう。

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のぼりを新調しました

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よろしくお願いします!

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マイクロソフトアカウントの作成

最近のwindowsパソコンを購入すると、必ずマイクロソフトアカウントという名前に遭遇します。windowsパソコンの初期設定をするとき、必ずマイクロソフトアカウントの作成を促され、マイクロソフトアカウントでwindowsにサインイン(ログイン)するよう巧妙に催促されます。

日本のメーカーのパソコンの中には、パソコンの初期設定をする際、最初にマイクロソフトアカウントを設定してログインしたり、ネット接続すると都合が悪いことがありますので、面倒でも取扱説明書の通りに行うことをお勧めします。それでも 最近のwindows11では、windowsの初期設定の際マイクロソフトアカウントを使うことをほぼ強制するよう仕向けられ、それをかわすことが難しくなりつつあるようです。

さて、マイクロソフトアカウントを使う場面 とは
1. マイクロソフトオフィスを使うとき
2. ワンドライブ(マイクロソフトが提供するネット上のデータ保管場所)を使うとき
3. ウェブメール(outlook.com)を使うとき
4. セキュリティを強化された状態でwindowsを使うとき
5. その他マイクロソフトが提供するアプリを使うとき

 これら1.~5.はマイクロソフトアカウントとセットになっていることを覚えておいてください。皆様の中にはマイクロソフトアカウントに、今使っているプロバイダ等のメールアドレスを流用する方が見られますが、後でマイクロソフト社の別のサービスを受ける際にトラブったり使えるサービスが限定されないようにするために、できればそれは避け、windowsのセットアップの時に新しく作成することをお勧めします。
〇〇〇〇〇@outlook.jp もしくは 〇〇〇〇〇@outlook.com
で作成してください。パスワードと一緒にメモして大切に保管くださいね。
 もちろん、以前に自分が別のパソコンやオフィスソフト等でマイクロソフトアカウントを作ってそれを持っていれば、是非それを使ってください。パスワードを忘れた時は登録時に設定した連絡先電話番号さえあれば再設定できます。マイクロソフトアカウントは自分用のアカウント用です。自分用に複数のパソコンを持っていたら同じアカウントを設定すべきです。そうすることで後々いろんなメリットがあります。

 さて、中にはマイクロソフトアカウントでログインしたくない方もお見えになります。パスワードの入力が面倒という方もお見えになりますが、昨今の巧妙なセキュリティ面での被害を軽減するために是非マイクロソフトアカウントでログインすることをお勧めします。

 ログインの時のパスワード入力が面倒という方のために、
 (1)4桁数字のPINによるログイン
 (2)パスワードレスのログイン(netplwiz設定)
もできます。
 その他、カメラによる顔認証や指紋認証によるログインもできますが、ログインに失敗することも少なくなく、ログインに成功したらラッキー位に思っておいたほうが良いと思っています。
いずれも、時々パスワード入力を求められますので、パスワードは忘れないようにしましょう。

 マイクロソフトアカウントを設定する際、連絡先電話番号を固定電話にする方がおられますが、この電話番号はセキュリティ認証の際に使うものですので、パソコンを前にして通話できる、一番よく使う携帯電話やスマホの番号を設定しましょう。
 最近はインターネットバンキングの認証番号をスマホのショートメールで確認する場面が多くなったのでご承知かもしれませんが、セキュリティ認証をスマホのショートメールで確認するのが一番便利なのでスマホの番号を設定するのがよろしいかと思います。最近は認証の際「はい、その通りです」ボタンをクリックするだけの認証アプリがありますので、それのインストールも良いかと思います。

 マイクロソフトオフィスが同梱されているパソコンの場合、購入後最初にマイクロソフトオフィスをインストールするには、同梱されたライセンスカード のとじ込みシールを剥がして、更にスクラッチを硬貨などを使って削り取って表示されたライセンスキーを使います。
 オフィスをインストールする際、マイクロソフトアカウントの入力を求められますので、通常は windowsをログインするのに使用したのと同じものを入れます。

 ライセンスキーを入れてインストールを行い、認証がなされると、オフィスソフトとマイクロソフトアカウントは紐づけされます。web上で マイクロソフトアカウントにログインし、「サービスとサブスクリプション」メニューを開くと、このマイクロソフトアカウントと紐づけされたオフィスソフトがすべて表示されます。これ以降このパソコンにこのオフィスソフトを再インストールする時には、パソコン購入時に同梱されていたライセンスカードは不要で、このマイクロソフトアカウント画面からダウンロードしインストールすることになります(ライセンスカード上のライセンスキーは無効になっていて、新しいライセンスキーが必要ならばそこで表示させます)

 パソコンに同梱されたマイクロソフトオフィスや、パッケージ版マイクロソフトオフィスのライセンスは、オフィスのインストールが済んでマイクロソフトアカウントへの紐づけが完了したら、このパソコンをオフィスソフトが使える状態で他人に譲渡する見込みがなければ、ライセンスカードはもう必要ありません。

【注意】以前はPC譲渡の際、以下の方法で、マイクロソフトアカウントに紐づけされたofficeライセンスを取り外し、新しいoffice初期プロダクトIDを発行してもらうことができましたが、今ではそれができなくなりました。

オフィスソフトが使える状態でパソコンを他人に譲渡するには、パソコンをリカバリーしてからライセンスカードとともに譲渡します。譲渡された人は、ライセンスカードと譲渡されたパソコンを用意してマイクロソフト社のサポートセンターに連絡し、譲渡されたPCでオフィスソフトを使いたい旨を伝え、二千円の手数料を払って、新しいプロダクトキーとオフィスインストール用DVDを送付してもらい、そのDVDとプロダクトキーと譲渡された者が持っているマイクロソフトアカウントを使ってオフィスをインストールすることになります。

 一旦マイクロソフトオフィスとマイクロソフトアカウントの紐づけがなされると、マイクロソフトオフィスをインストールした際に使用したマイクロソフトアカウントの変更はできませんのでご注意ください。もしどうしても変更したいときは上記の譲渡時に行う手続きと同じ手続きを行う必要があります。