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マイクロソフトアカウントの作成

最近のwindowsパソコンを購入すると、必ずマイクロソフトアカウントという名前に遭遇します。windowsパソコンの初期設定をするとき、必ずマイクロソフトアカウントの作成を促され、マイクロソフトアカウントでwindowsにサインイン(ログイン)するよう巧妙に催促されます。

日本のメーカーのパソコンの中には、パソコンの初期設定をする際、最初にマイクロソフトアカウントを設定してログインしたり、ネット接続すると都合が悪いことがありますので、面倒でも取扱説明書の通りに行うことをお勧めします。それでも 最近のwindows11では、windowsの初期設定の際マイクロソフトアカウントを使うことをほぼ強制するよう仕向けられ、それをかわすことが難しくなりつつあるようです。

さて、マイクロソフトアカウントを使う場面 とは
1. マイクロソフトオフィスを使うとき
2. ワンドライブ(マイクロソフトが提供するネット上のデータ保管場所)を使うとき
3. ウェブメール(outlook.com)を使うとき
4. セキュリティを強化された状態でwindowsを使うとき
5. その他マイクロソフトが提供するアプリを使うとき

 これら1.~5.はマイクロソフトアカウントとセットになっていることを覚えておいてください。皆様の中にはマイクロソフトアカウントに、今使っているプロバイダ等のメールアドレスを流用する方が見られますが、後でマイクロソフト社の別のサービスを受ける際にトラブったり使えるサービスが限定されないようにするために、できればそれは避け、windowsのセットアップの時に新しく作成することをお勧めします。
〇〇〇〇〇@outlook.jp もしくは 〇〇〇〇〇@outlook.com
で作成してください。パスワードと一緒にメモして大切に保管くださいね。
 もちろん、以前に自分が別のパソコンやオフィスソフト等でマイクロソフトアカウントを作ってそれを持っていれば、是非それを使ってください。パスワードを忘れた時は登録時に設定した連絡先電話番号さえあれば再設定できます。マイクロソフトアカウントは自分用のアカウント用です。自分用に複数のパソコンを持っていたら同じアカウントを設定すべきです。そうすることで後々いろんなメリットがあります。

 さて、中にはマイクロソフトアカウントでログインしたくない方もお見えになります。パスワードの入力が面倒という方もお見えになりますが、昨今の巧妙なセキュリティ面での被害を軽減するために是非マイクロソフトアカウントでログインすることをお勧めします。

 ログインの時のパスワード入力が面倒という方のために、
 (1)4桁数字のPINによるログイン
 (2)パスワードレスのログイン(netplwiz設定)
もできます。
 その他、カメラによる顔認証や指紋認証によるログインもできますが、ログインに失敗することも少なくなく、ログインに成功したらラッキー位に思っておいたほうが良いと思っています。
いずれも、時々パスワード入力を求められますので、パスワードは忘れないようにしましょう。

 マイクロソフトアカウントを設定する際、連絡先電話番号を固定電話にする方がおられますが、この電話番号はセキュリティ認証の際に使うものですので、パソコンを前にして通話できる、一番よく使う携帯電話やスマホの番号を設定しましょう。
 最近はインターネットバンキングの認証番号をスマホのショートメールで確認する場面が多くなったのでご承知かもしれませんが、セキュリティ認証をスマホのショートメールで確認するのが一番便利なのでスマホの番号を設定するのがよろしいかと思います。最近は認証の際「はい、その通りです」ボタンをクリックするだけの認証アプリがありますので、それのインストールも良いかと思います。

 マイクロソフトオフィスが同梱されているパソコンの場合、購入後最初にマイクロソフトオフィスをインストールするには、同梱されたライセンスカード のとじ込みシールを剥がして、更にスクラッチを硬貨などを使って削り取って表示されたライセンスキーを使います。
 オフィスをインストールする際、マイクロソフトアカウントの入力を求められますので、通常は windowsをログインするのに使用したのと同じものを入れます。

 ライセンスキーを入れてインストールを行い、認証がなされると、オフィスソフトとマイクロソフトアカウントは紐づけされます。web上で マイクロソフトアカウントにログインし、「サービスとサブスクリプション」メニューを開くと、このマイクロソフトアカウントと紐づけされたオフィスソフトがすべて表示されます。これ以降このパソコンにこのオフィスソフトを再インストールする時には、パソコン購入時に同梱されていたライセンスカードは不要で、このマイクロソフトアカウント画面からダウンロードしインストールすることになります(ライセンスカード上のライセンスキーは無効になっていて、新しいライセンスキーが必要ならばそこで表示させます)

 パソコンに同梱されたマイクロソフトオフィスや、パッケージ版マイクロソフトオフィスのライセンスは、オフィスのインストールが済んでマイクロソフトアカウントへの紐づけが完了したら、このパソコンをオフィスソフトが使える状態で他人に譲渡する見込みがなければ、ライセンスカードはもう必要ありません。

【注意】以前はPC譲渡の際、以下の方法で、マイクロソフトアカウントに紐づけされたofficeライセンスを取り外し、新しいoffice初期プロダクトIDを発行してもらうことができましたが、今ではそれができなくなりました。

オフィスソフトが使える状態でパソコンを他人に譲渡するには、パソコンをリカバリーしてからライセンスカードとともに譲渡します。譲渡された人は、ライセンスカードと譲渡されたパソコンを用意してマイクロソフト社のサポートセンターに連絡し、譲渡されたPCでオフィスソフトを使いたい旨を伝え、二千円の手数料を払って、新しいプロダクトキーとオフィスインストール用DVDを送付してもらい、そのDVDとプロダクトキーと譲渡された者が持っているマイクロソフトアカウントを使ってオフィスをインストールすることになります。

 一旦マイクロソフトオフィスとマイクロソフトアカウントの紐づけがなされると、マイクロソフトオフィスをインストールした際に使用したマイクロソフトアカウントの変更はできませんのでご注意ください。もしどうしても変更したいときは上記の譲渡時に行う手続きと同じ手続きを行う必要があります。

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