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故障したタッチパネルを無効にして、モバイルPCを快適に使えるようにする

ノートPCのタッチパネルが故障してマウスカーソルが張り付いて動かなくなったので、直してほしいという依頼を受けました。

修理に持ち込まれたパソコンは、ASUS x202e というモバイルノートPC。発売は2012年10月。搭載OSはwindows8.1。CPUはCore i3 3217 1.6GHz (passmarkベンチ値は 1196)。メモリは最大4GB。搭載ストレージは HDD 500GB。使用年数やPCスペックから判断して、費用をかけて本格的修理をするまでのことはないと思われました。

そこでタッチパネルを無効にして使用していただくのが最適ということで、依頼者の承諾を得ました。

googleで調べると、「デバイスマネージャー」でタッチパネルドライバを削除すると書かれていますが、今回のようなタッチパネル故障対応としては最適ではありません。

理由は
・重要機能のデバイスドライバは削除できない。windowsの再起動で再びインストールされて元に戻ってしまう。ドライバファイルの実体の削除が困難な場合もある。
・今回の場合デバイスドライバ削除した状態で、スタートアップ修復を掛けると、画面に斑点が現れ画面が真っ白になり次に進めない状況に陥った。

そこで、デバイスドライバの削除ではなく、windowsのサービス機能の一つ「Touch Keyboard and Handwriting Panel Service」を無効にすることにしました。

このサービス無効の状態は、windowsの再起動を行っても元に戻ることがなく、デバイスドライバを削除した訳でないので
スタートアップ修復を実行することも可能でした。

その他、障害があってwindows updateできていなかった項目の更新を行い、 システムファイルのスキャン修復、windows update の失敗をしにくくするための 電源設定の最適化、プロセッサの電源管理の最適化、余分な視覚効果の停止、マイクロソフト以外のサービスの一旦停止等を行いました。

そういえば、過去のTKCのソフトのアンインストールの残骸が残っていて、画面ハードコピーを行おうとすると不具合が発生していたので、とりあえずスタートアップ実行項目から削除しました。

もう少しCPUの性能が良くて、メモリを8GBに増設できる機種であったならば、windows10にアップグレードしてSSDに換装すれば、もっと快適に使えたのですが。
モバイルPCなので動作の遅い省電力CPUが載っていても仕方が有りません。

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川の情報サイトで、近くの河川やダムの水位や流量、雨量が見れます

「川の防災情報」で検索すると、近くの河川やダムの状況や、見たい場所の雨雲の強さと雨量がよくわかります。

私は「レーダ雨量」から入っていくのですが、好みのサイトに入れば良いでしょう。

近くの揖斐川には、西平、久瀬、横山、そして徳山ダムがあり、その時々の気候に応じて流出量が制御されているようです。

河川の水位計の測定値が数値と画像、グラフで表示され、雨量が多いときの災害の予測に役立つと思われます。

雨雲の強さ、雨量は全国を網羅し、地図に重ねて色別に表示されて分かりやすいです。

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windows10で今まで使ってたアカウントにログインできなくなったのを修理

久しぶりにパソコン修理実績を掲載します。新しいwindowsログインアカウントを追加する過程でいろいろ操作したら、今まで使っていたアカウントが消えてしまってログインできなくなったという症状。

しかも、新しく追加したwindowsアカウントは標準ユーザー権限しか持っておらず、そのためこのパソコンからアプリの追加や削除をはじめ、windowsの設定変更ができなくなってしまった。

修理したパソコン Aspire T3-600 (windows 10 home)

とりあえず、今使えるアカウントでログインします。

最初に、消えてしまったユーザーアカウントのユーザーデータフォルダが残っているか確認したが、一応フォルダーは有った。

消えてしまったと思われた、「今までのユーザフォルダ」が残っていることを確認できた。

次に、アカウント復旧の準備に入る。
アカウントの復旧するために 管理者モードで、コマンドプロンプトもしくは Windows PowerShell に入りたいのだが、今のユーザーアカウントでは管理者モードで入ることが出来ない。

スタートメニューから「電源」→ shiftキーを押しながら「再起動」その後・・・

F4キーを押して、セーフモードを有効にする。Administrator というアカウントでログインが出来るはずなのでそのアカウントでログインする。

管理者権限でWindows PowerShell を実行
(コマンドプロンプトでもよい)

スタートボタンを右クリック
Windows PowerShell(管理者) をクリック

コマンドプロンプトを実行したい場合は
スタートメニュー上で、 「cmd」で検索
最も一致する検索結果に「コマンドプロンプト」が現れるので
 右クリックして 「管理者として実行」をクリックする

管理者アカウント 「newuser※」を作成

net user newuser /add
net localgroup administrators newuser /add
exit

セーフモードを終了。再起動。
先ほど作成した管理者アカウント newuser でサインイン

その後に行った操作の詳細は省くが、
(1)管理者モードでコマンドプロンプト等に入る
(2)net user↓ で、windowsに登録されているアカウント一覧を表示させる
 このとき、使用不可になっているもの、隠れているものも表示されるが、それらの中に消えてしまったアカウント名があることを確認する
(3)net user 消えてしまったアカウント名↓ で
 消えてしまったアカウントの情報が表示されることを確認する
(4)net localgroup administrators 復活させたいアカウント名 /add ↓ を実行。
(5)今回の場合、以上の操作で、消えてしまったアカウントの復旧完了。

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有線/wifiによるNASとのアクセス速度

HDD搭載NASとのアクセス速度を、これまでに測定した結果をもとにグラフ化してみました。ただしwifiは推測値です。

有線でLANに接続した場合でも、伝送路上に大量のデータが流れて中継機器にデータが集中すれば、アクセス速度に影響しますが、wifiの場合には、有線と比べてアクセス速度に影響する要因が多数あります。

・一度に多くの端末と通信を行っている場合
・電波状況が悪い(雑音や干渉電波が多い)場合
・wifi中継機を通した電波の場合
・wifi機器の処理能力が低い場合(実効速度が低い)
・自分の端末が古い規格のwifiルータの配下にいるとき、同じ配下に古いwifi規格(例えば 802.11b や 802.11a)の端末が居る場合(その古い規格の端末に長時間電波が占有され、自分の端末がアクセスできる時間が減ってしまう)
・自分の端末が古い規格のwifiルータの配下にいるとき、同じ配下に電波状況の悪いところにいる端末がデータ再送を繰り返している恐れがある場合(その端末に長時間電波が占有され、自分の端末がアクセスできる時間が減ってしまう)

なので、wifi使用時のアクセス速度は、グラフの値の半分以下、5分の1以下になっていることがあると思われます。

NASと大容量通信を行うならば、有線接続が良いに越したことはないと思います。

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フレッツ光系の回線では同時に2つのプロバイダに接続できるってご存じでしたか?

フレッツ光系(ocn光、ソフトバンク光、ドコモ光、ビッグローブ光、so-net光、ニフティ光など含めて)では、標準で一つの回線に、同時に2つのプロバイダとPPPoE接続できます。これを2セッション接続といいます。一般の家庭用プランの場合、オプションで最大5セッション接続までできます。

このイメージもしくは

このイメージです。

※図で PPPoE(IPv4) と記載されていますが、PPPoE方式による IPv6接続サービスを行うプロバイダもあります。誤解なきよう。

で話を元に戻すと、利用形態として、例えば以下のものがあるのではないでしょうか。

1.大量のネット通信をするお子様のために別途専用のプロバイダと契約して使用する。
2.会社の部署ごとに複数のプロバイダーを利用する
3.今のプロバイダが重いので、別のプロバイダを試しに利用して比較し、重いほうのプロバイダを解約する目的。
4.メインのプロバイダの他に、バックアップ用に別のプロバイダと契約していつでも使えるようにしておく目的。

時は変わって現在では、混雑時間帯の通信速度改善のために、IPoE(IPv4 over IPv6) 対応のプロバイダが大勢を占めてきましたが、今まで通り PPPoE で IPv4 接続するネットワークを残しておきたい人のためには、こういう接続も可能です。

もしくは、こういう接続も可能です。

なお、PPPoEと違って、IPoE方式は回線認証のため、1回線に1つのプロバイダしか接続できない。

応用として、2つのセッションを同じセグメントにして、両サーバの配下の機器と相互にアクセスできるようにすることもできます。

更に応用として、異なるセグメントのネットワーク間にルータを入れることによって、両サーバの配下の機器と相互にアクセスすることができます。設定によっては細かなアクセス制御もできます。
一般的にこのようなローカルルータは、ヤマハなどの専用ルータを使用する前提ですが、家庭用ルータの中には、結果的に片方向の機器のみアクセスすることができるものがあり、そのように機器を接続している人もいますが。

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外付けストレージを USB3.0からUSB3.2に変えてどれだけ速度向上がはかられるか実験した

外付けストレージへのデータ読み書き速度を速くするために、USB3.2gen2 (10Gbps)対応のケースを購入して速度比較。

USB3.0(=USB3.2gen1; 5Gbps)対応のものと
USB3.2gen2 (10Gbps)対応のもので比較。

(1)USB3.0対応のケース:玄人志向 GW3.5AA-SUP3/MB
(2)USB3.2gen2対応のケース:玄人志向 GW3.5AM-SU3G2P
※使用PCは USB3.2gen2 対応
 条件(2)では PCのtype-C端子に接続、条件(1)では type-A端子に接続

結果は以下の通り。

(1)USB3.0対応のケース使用時

(2)USB3.2gen2対応のケース使用時

USB3.2gen2の方が全て若干速い値を示しているが、気持ち程度の差。

余談ですが、それとは別にUSB2.0(480Mbps)対応のものとUSB3.0(=USB3.2gen1; 5Gbps)対応のものでも比較。

(1)USB2.0対応のケース:玄人志向 GW3.5AA-SUP/MB
(2)USB3.0対応のケース:玄人志向 GW3.5AA-SUP3/MB
※使用PC、使用HDDは 先ほどのと別物であることに注意してほしい。

結果は以下の通り。

(1)USB2.0対応のケース使用時

(2)USB3.0対応のケース使用時

こちらについてはシーケンシャルリード・ライトの数値に明確な違いがあった。
USB2.0環境に比べて、USB3.0環境では3倍以上の速度向上が認められた。

結論

データの読み書き時間を短縮したいならば、使用している外付けHDDの規格を調べ、それがUSB2.0対応のものであれば、USB3.0対応のものに置き換えた方が良い。

使用している外付けHDDの規格がすでにUSB3.0だったなら、USB3.2gen2対応のものが販売されていても、中身がHDDならそれに置き換える必要はない。

USB3.2gen2対応の SSDドライブであれば、高速化を図ることができる。

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ネットワーク対応HDDの転送速度測定

2.5GbE対応NASの転送速度の測定

このたび、2.5ギガビット/秒の規格 (2.5GbE) でネット接続できる、ネットワーク対応ストレージ(NAS)を購入したので、データ転送速度を測定してみました。

一般的に、ネットワーク上のデータ転送パフォーマンスを引き出すには、データ通信するPCやストレージ機器はもちろん、データが流れる経路上のネットワーク機器(スイッチングハブやwifiアクセスポイント等)やケーブルも高速対応のものに揃えるべきであるとされています。
両端の装置(PCとストレージ機器等)が高速対応していても、経路上に高速対応してしない機器やケーブルがあれば、そこがデータの渋滞の原因となるボトルネックになって速度が出ないということです。

NASはネットワーク上で使われる代表的なストレージ機器ではありますが、実際のところはどうなのでしょうか?

PC(LANケーブル接続の場合) 2.5GbE以上(2.5Gbase-T以上)
PC(wifi接続の場合) wifi6 (2402Mbpsもしくは1201Mbps)
スイッチングハブ(有線接続の場合) 2.5GbE以上対応
 (wifiルータのLAN接続端子を使用する場合も同様) 
wifiルータ、中継器、メッシュ中継器(wifi接続の場合) 
  wifi6 (5GHz帯でPCが対応するリンク速度を満たすもの)
LANケーブル リンク2.5Gbpsでつながるものであれば、
  cat 5E でも 6 でも 6A でもよい。ケーブル長が長い場合
  cat 6A が良い    

測定環境

(1)測定用PC:MinisForum 超小型デスクトップPC HM90
  2.5ギガビットイーサネット規格 (2.5GbE) I/F搭載
  スイッチングハブと有線接続
(2)NAS:IODATA HDL-AAX2W
  2.5GbE対応 1ドライブモデル
  スイッチングハブと有線接続
(3)LANケーブル
  接続距離が短いので cat 5E を使用。
(4)PCとNASをつないでいるスイッチングハブ
  100Mbps対応、1Gbps対応、2.5Gbps対応のをそれぞれ用意
 ・logitec LAN-SW08/PHB (100Base-TX)
 ・elecom EHC-G08MN2-HUB (1000Base-T)
 ・elecom EHC-Q05MA-HJB (2.5GBase-T)

100MbE対応ハブ使用時

シーケンシャルリード/ライトの数値は、手元のUSB2.0対応の外付けHDDをPCに接続したときの値の約半分になっていました。
USB2.0の伝送速度は 480Mbpsで実行速度は 200~300Mbpsと言われていますから、妥当なところでしょう。

1GbE対応ハブ使用時

シーケンシャルリード/ライトの数値は、手元のUSB3.0対応の外付けHDDをPCに接続したときの値の6割強になっていました。

上の 100MbE対応ハブ使用時と比べて、シーケンシャルリード/ライトの値は 7.5~10倍の速度向上を示していますが、ランダムリード/ライトは1~2倍の範囲内です。

ランダムアクセスは、シーケンシャルアクセスと比べて 格段に頻繁に HDD 内での機械動作を行います。ネット上での通信速度よりも HDDの読み書き速度の影響が大きいため、そんなに転送速度の向上が見られないように見えます。

それでも、速度が2倍以上あれば、ファイルの読み書きの所要時間が半分以下になるため、速度の速いハブに交換したほうが良いのは言うまでもありません。最適化されたドライブに容量の大きなファイルを書き込む時は、シーケンシャルアクセスの要素が大きいので最大10分の1への所要時間短縮の効果がありそうです。

2.5GbE対応ハブ使用時

シーケンシャルリード/ライトの数値は、手元のUSB3.0対応の外付けHDDをPCに接続したときの値相当になっていました。

上の 1GbE対応ハブ使用時と比べて、シーケンシャルリード/ライトの値は 15~60%の速度向上を示しています。ランダムリード/ライトも若干速度が上がっています。

HDDの読み書き速度の要素が効いていますが、それでも容量の大きなファイルを書き込む時には、かなりのファイルの読み書きの所要時間短縮効果は見込めそうです。

結論

LANのネット環境を高速にしてやれば、ファイル転送速度の向上が図られ、所要時間が短縮されることがわかりました。時間の掛かっていた多量のファイル転送や、大容量のファイル転送の効果は少なくないと思われます。
一方で、ネット環境を高速にして、例えば倍速にしてもファイルの転送速度が倍にはなりません。これはHDD(ハードディスクドライブ)の構造によるものです。もっと転送速度を上げたいのなら、HDDをNASに格納する代わりに SSDを使うことを検討するとよいと思われます。もちろんこれは効果ありますが、どれくらい効果があるかどうかは実際に実験してみないと何とも言えません。NASのメーカーは製品に搭載しているCPUやメモリの性能が転送速度を左右すると言っていますし、信号の送り方(パケットのMTU、ジャンボフレームの値)と言っている人もいます。それらはまた別の機会に調べてみたいと思います。

NASを使っていてデータ転送速度が格段に遅いと感じた時

◎NASが少なくとも 1Gbps対応のものかどうか確認すべし。もし100Mbps対応だったら、即NASを1Gbps対応のものに取り換えるべし。

◎PCを有線でネット接続していて、NASとPCの間の経路に 一つでも100Mbps のハブが入っていたら、即 ギガビットイーサネット対応ハブに取り換えるべし。

◎PCを有線でネット接続していて、NASとPCの間の経路にwifiルータが入っているとき、LAN側の端子が1Gbps対応になっていることを確認すべし。もし100Mbps対応だったら、即、NASとPCの間の経路を1Gbps対応のハブでバイパスすべし。

◎PCをwifi接続しているときは、リンク速度が72Mbps、144Mbpsとかだったら、転送速度が遅くて当然。更に中継機が入っていたら、見かけのリンク速度の半分のパフォーマンスしか出ていない可能性もある(デュアルバンド同時接続を適切に設定してるときを除く)。

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最新のUSB4対応のケーブル

環境によっては見づらい映像かもしれませんがご容赦ください。
Amazon にて見つけた商品がこれ。

【Intel Thunderbolt 認証取得】 Cable Matters Thunderbolt 4 ケーブル Active サンダーボルト 4ケーブル 2m 40Gbps 100W充電 8Kビデオ USB4/Thunderbolt 3/USB-Cに対応

参考までに、国内でも、ELECOMが USB4-CC5P08BK (0.8m)などの USB4対応ケーブルを出している。

さて、表記の商品の機能面の説明はざっと次のような内容。
(それぞれのデバイスやホスト機器が各モードに対応していることが必要なのは言うまでもありません)
◎Thunderbolt 4 ケーブル
◎Intel の 認証取得
◎最大40Gbpsのデータ転送速度に対応
◎Power Delivery 3.0 100W充電可能
 ラップトップへ最大100W給電OK
 バスパワーデバイスへ最大15W給電OK
◎1台の8Kディスプレイまたは
 2台の4Kディスプレイに接続できる
◎Thunderbolt3ポートと下位互換
◎USB-Cケーブルと使用できる。
◎2レーン 40Gbps対応のUSB4ケーブルとして使用できる 
◎USB-Cケーブルは USB3.2, 3.1, および2.0の速度とデバイスと下位互換性がある
→2レーンの規格 USB3.2(20Gbps)や USB3.1(10Gbps)にも対応していると思われる
◎ Display Port Altモード(DP Altモード)のUSB-C機能をサポート
◎USB Power Delivery (USB-PD)のUSB-C機能をサポート

念のため確認したかったのですが、
USB4に対応したケーブルについてわかることは
◎Thunderbolt4ケーブルのうち、USB4ケーブルとして使えると謳っているものは、間違いなくUSB4ケーブルとして使える
◎USB4ケーブルは、USB-Cケーブルを使う USB3.0以上の機器の信号伝送に使える
◎USB4ケーブルは、USB-Cケーブルを使う USB3.0以上の機器の Power Delivery (PD)に対応する

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最大伝送速度 まとめ

USBインタフェース

・USB1.0/1.1・・・・ 12Mbps
・USB2.0・・・・・・ 480Mbps
・USB3.0・・・・・・ 5Gbps
・USB3.1 gen1・・・ 5Gbps (x2 と称するものは10Gbps)
・USB3.2 gen1・・・ 5Gbps (x2 と称するものは10Gbps)
・USB3.2 gen2・・・ 10Gbps (x2 と称するものは20Gbps)
・USB4 gen3・・・ 20Gbps (x2 と称するものは40Gbps)

そのほかのインタフェース (1Byte/s=8bps で計算)

・Ultra ATA/33・・・・266.4Mbps (33.3MB/s)
・Ultra ATA/66・・・・533.6Gbps (66.7MB/s)
・Ultra ATA/100・・・ 800Mbps (100MB/s)
・Ultra ATA/133・・・ 1066.4Mbps (133.3MB/s)
・SATA第1世代・・・・1200Mbps (150MB/s)
・SATA第2世代・・・・2400Mbps (300MB/s)
・SATA第3世代・・・・4800Mbps (600MB/s)
・PCIe3.0x2・・・・・ 16Gbps (2.0GB/s)
・PCIe3.0x4・・・・・ 32Gbps (4.0GB/s)
・PCIe4.0x4・・・・・ 64Gbps (8.0GB/s)
・PCIe5.0x4・・・・・ 128Gbps (16GB/s)

・10base-T・・・・・ 10Mbps
・100base-TX・・・・ 100Mbps
・1000base-T・・・・ 1Gbps
・2.5Gbase-T・・・・ 2.5Gbps
・5Gbase-T・・・・・ 5Gbps
・10Gbase-T・・・・・10Gbps
・10Gbase-LX・・・・ 10Gbps

wifi (ノートPC、子機の例)

・IEEE802.11b・・・・11Mbps
・IEEE802.11a/g・・ 54Mbps
・IEEE802.11n・・・ 300Mbps B=40M, 2x2MIMO使用
・           400Mbps B=40M, 同上(256QAM拡張)
・           144Mbps B=20M, 2x2MIMO使用
・IEEE802.11ac・・・ 867Mbps B=80M,2strm
・IEEE802.11ax・・・ 2402Mbps B=160M,2strm (ハイスペックPC)
・           1201Mbps B=80M,2strm
・           574Mbps B=40M,2strm
・           287Mbps B=20M,2strm

wifi (低価格子機、スマホの例)

・IEEE802.11b・・・・11Mbps
・IEEE802.11a/g・・ 54Mbps
・IEEE802.11n・・・ 150Mbps B=40M, MIMO不使用
・           72Mbps B=20M, MIMO不使用
・IEEE802.11ac・・・ 433Mbps B=80M, MIMO不使用
・IEEE802.11ax・・・ 601Mbps B=80M, MIMO不使用
・           287Mbps B=40M, MIMO不使用
・           143Mbps B=20M, MIMO不使用

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USB規格の呼び方について

大昔(windows98や2000,xpの初期)には USB1.1 がありましたが、その後(windows7や8.1の時代)には USB2.0とUSB3.0が主流になりました。その後 USB3.0と3.1が主流になりました。

今では USB3.0、USB3.1、USB3.2、USB4 が使われています。

さて パソコンや外付けストレージメディアのスペック表を見ますと紛らわしい表現が出ています。

(1)USB3.1
(2)USB3.1 gen1
(3)USB3.1 gen1x2
(4)USB3.2
(5)USB3.2 gen1
(6)USB3.2 gen2
(7)USB3.2 gen2x1
(8)USB3.2 gen2x2
(9)USB4 gen3
(10)USB4 gen3x1
(11)USB4 gen3x2 など

これらが一体どれだけの伝送速度に対応するかというと、結論をいいますと

(1)USB3.1・・・・・ おそらく 10Gbps(USB3.2が出る前に発売された製品に記載)
(2)USB3.1 gen1・・・・・ 5Gbps 
(3)USB3.1 gen1x2・・・・ 10Gbps
(4)USB3.2・・・・ 不明。20Gbpsかもしれないが近寄らないが吉。
(5)USB3.2 gen1・・・・・ 5Gbps
(6)USB3.2 gen2・・・・・ 10Gbps
(7)USB3.2 gen2x1・・・・ 10Gbps
(8)USB3.2 gen2x2・・・・ 20Gbps
(9)USB4 gen3・・・・・・ 20Gbps
(10)USB4 gen3x1・・・・ 20Gbps
(11)USB4 gen3x2・・・・ 40Gbps

結局 USB3.1であろうと、3.2であろうと、4であろうと、
gen1 は 5Gbps、gen2 は 10Gbps、gen3 は 20Gbps。
x1がついてたらその1倍、x2がついてたらその2倍 という理解でよろしい。

また、USB3.0と USB3.1 gen1と USB3.2 gen1は同じ物。
USB3.1 gen1x2 と USB3.2 gen2x1 は伝送速度は同じだが別物。
USB3.2gen2x2 と USB4 gen3 は伝送速度は同じだが別物。

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最大伝送速度をまとめると (x2 がつくと2倍)

・USB1.0/1.1・・・・ 12Mbps
・USB2.0・・・・・・ 480Mbps
・USB3.0・・・・・・ 5Gbps
・USB3.1 gen1・・・ 5Gbps
・USB3.2 gen1・・・ 5Gbps
・USB3.2 gen2・・・ 10Gbps
・USB4 gen3・・・ 20Gbps

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USB4 と Thunderbolt4 は同じ物。
USB4(Thunderbolt4)は、Thunderbolt3 と上位互換性がある。

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USB2.0は USB1.0/1.1 と上位互換性を持ち
USB3.0は USB2.0 と上位互換性を持ち
USB4、3.2、3.1は それぞれUSB2.0までと上位互換性を持つ。

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互換性を持つといっても、ケーブル長、給電能力やプラグ形状等の要素を考慮しないと互換性が保証できないことがある。