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windows10から11への無償アップグレードに期限があるのか?

windows11が発売されたのが 2021年10月5日。ということは 次の10月5日で発売1周年を迎えます。今まで、windowsの新規バージョンが公開されると、使い勝手が大きく違ったり、大きな不具合が続出したりして、アップグレードして後悔することが 多くありましたが、windows11では、大きく報道されるような大問題や悪評判は立ちませんでした。1年様子を見た結果、windows10のパソコンを11にしたいと思った方もおられることでしょう。

これまでは windows10 をお使いの方で 月1回のwindows update の度に、しつこくwindows11へのアップグレードを促されて辟易した方もおられたかもしれませんが、9月20日時点では、windows11へのアップグレード条件を満たすPCに限り、無償でアップグレードが出来ます。

ですが、windows10から11までの無償アップグレードがいつまで出来るかは不明だそうです。マイクロソフト社が事前アナウンスなしに無償アップグレードを中止することは無いと思いますが、注意しておくにこしたことはありません。

windows11にアップグレードしない方が良いPC

windows11へのアップグレード要件を満たしていても、アップグレードしない、でwindows10を2025年10月14日まで機能更新をしながら使い続けた方が良いPCというのも当然あり得ます。どういったPCかというと例えば

(1)windows11に対応していないかもしれない業務用アプリが導入されているパソコン
(2)アップグレード要件を満たしていても、低スペックなため長期間使えそうもないパソコン
(3)タッチパネルやサブ液晶パネル、その他特殊仕様のパソコン

 業務用アプリとは、医師や薬剤師、デザイン、建築、設計、税務会計等、いわゆる士業など、特定の業種用に開発され、汎用ルートで流通していないアプリのことで、概して高価格のものです。独自のバージョンアップやサポート体制を取っています。そういったアプリは、windows11に対応しているか、対応予定があるか、対応するのにいくら掛かるか、必ず確認して、アップグレードをいつ行うか計画を立てることをお勧めします。

 アップグレード要件を満たしていても、低スペックかどうか注意すべきパソコンは、モバイルパソコンと、低スペックCPUのパソコン、パーツ増設困難なパソコンになります。
 モバイルパソコンは、小型のバッテリーでも長時間使える低消費電力のCPUを使用しているため、一般的に性能は低いです。その他のデスクトップPCや卓上用ノートであってもCPUの性能が低いものは、今後windows11として使い続けるのに不向きです。
 お使いのCPUがどれだけの性能であるか調べる指標として、passmark というのが参考になりますので、その値がどうか一度確認してみてください。

 またモバイルパソコンは、小型化を追求しているためパーツ増設困難なことが多く、一般のパソコンで当たり前なメモリ増設ができないことが多いです(メインボードに直接メモリが実装されている(オンボード))。ストレージが少なめなこともあり、ドキュメント類が多ければ外付けストレージやクラウドに保存する手もあります(SDカードやUSBメモリは暫く使用しないと揮発してデータを失うことが有るのでお勧めしない)が、インストールするアプリを増やし過ぎると使い勝手が悪くなるのはスマホと同じです。

CPUの性能を測る指標 passmark

 passmark は、お手持ちのPCに搭載されているCPUの型番名をメモして、「CPUの型番名 passmark」で検索すれば出てくると思います。
 例えば、PCに搭載されているCPU が、 Core i5 1035G1 だった場合、
   core i5 1035G1 passmark
で検索すると、7594 と表示されるでしょう。

 windows10 をお持ちの方で、windows11にアップグレードしてもらくらく快適に使うためには、 できれば CPUのpassmark値が 8000 以上ほしいものです。

PCのメモリは最低 16GB にできること

 モバイルPCのメモリの状況については、そのPCの仕様を調べると良いです。
 例えば、お使いのPCが 下記の lenovo の 13.3インチのモバイルPC だったとして、製品仕様を見てみましょう。
 搭載メモリは 8GB とありますが、最大搭載可能メモリの記載が有りません。LPDDR4X は、装着可能なメモリではなく、最後にオンボードという記載があります。このPCにはメモリを増設できないことが分かります。16GBに増設することは出来ないので、個人的にはwindows11へのアップグレードをお勧めしないPCになります。
 最近 windows11対応で 増設できない8GBメモリ搭載のモバイルノートを買ってしまわれたのなら、同時に複数のアプリを使用することを控えるなど工夫してお使いください。

別のPCを見てみましょう。これはdynabook の 14インチノートです。製品仕様を見てみましょう。
 搭載メモリは 8GB とありますが、最大32GBと書いてあります。16GB以上搭載可能ですね。passmark値も調べてみましたが 10057 でした。このPC は windows11へのアップグレードをお勧めできるPCになります。

ストレージは SSDが必須。サイズは240GBは欲しい

 パソコンが一般的にビジネスで普及するようになって以来、ストレージとしてハードディスクドライブ(HDD)が使われてきましたが、windows10 では起動処理が重くなっているため、HDD搭載PCだと、しばらくの間アクセスしっぱなしになります。それを緩和するために、スマホに搭載されているようなフラッシュメモリを使ったストレージ SSD を搭載したPCが増えてまいりました。
 マイクロソフト社は、パソコンメーカーに対し、2023年以降発売のPCへのSSD搭載を義務付けることにしたので、HDD搭載のPCは無くなってきます。HDD搭載のPCの多くは、SSDに交換することでサクサクと動かすことができますので、弊社でもSSD換装をお勧めしております。稀にSSD換装が困難なPCがございますが、そういうPCは windows11へのアップグレードをお勧めしません。

ストレージのサイズは、最低240GBは欲しいところです。容量120GBのSSDでもwindowsは動作しますが、あとあと必要なアプリをインストールすることが困難になることが有りますのでお勧めしません。データも外付けストレージやクラウド、またはUSBメモリ必須になります。

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新発売のwifi6E対応ルータ3機種をレビュー

9月2日に、総務省よりが6GHz帯の無線LAN利用を認める省令を公布、施行されました。6GHz帯の電波が使えるwifi6 規格ということで、wifi6E規格と言われます。

そして早速 Buffalo と NEC から wifi6Eに対応する新機種wifiルータ合計3機種が発売されましたので、レビューしてみたいと思います。

(1)Buffalo WNR-5400XE6

WAN側(インターネット側)の端子が 2.5Gbpsになっていて、フレッツ光ネクストの1Gbpsより高速なインターネット回線に対応します。
LAN側端子は 1GbpsになっているのでPCへの有線接続は1Gbps以上の速度にはなりませんが、無線については、ルータからPCへは 最高2.401Gbps接続※まで対応しているので、条件が合えば1Gbpsを超える高速インターネットが楽しめます。
(※ ここでは便宜上1Gbps = 1000Mbps として表現)

アンテナ数は、2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯、それぞれ2本です。最近のノートPC なら、2ストリーム160MHz対応機であれば 最大2401Mbps、2ストリーム80MHz対応機であれば 最大1200Mbps で接続できます。

ただ、個人的には、wifi接続台数の多い方はこれは買うべきでないと思います。そうでない方も値下がりを待つか次のシリーズを待った方がいいです。

WAN側を2.5GbEにしたのを除いてはエントリーモデルと思います。wifiのスペック的には、WSR-1800AX4B の 5GHz帯を80MHzチャンネル(4倍速モード)を 160MHzチャンネル(8倍速モード)対応にスペックアップして 6GHz帯をくっつけたもの。

5GHz帯だけでもアンテナ4本にしてほしかった。でないと 多端末接続の時の wifi6E の MU-MIMO のメリットが少ない気が。
隠れ端末問題や、さらし端末問題は、メッシュwifiで解決すればいいと割り切っているのかもしれないけれど、アンテナ2本というのはメッシュwifi のエージェントとして十分なのだろうか。体感していないので何とも言えません。

wifi接続端末数の余裕があまり感じられないモデルのため、家族で複数の人が動画、ゲーム、ウェブ会議やファイル転送など、大容量を消費するような人には向かないと思われます。
5GHz帯でさえアンテナ数が2本なのでパーソナルユースです。パーソナルユースで高パフォーマンスを享受したい人用だと思います。 

NEC WX7800T8

(2)NEC WX7800T8

 5GHz帯だけ4本。6GHz帯と2.4GHz帯は2本のアンテナを持ちます当分は6GHz端末も少ないからアンテナ数は2本でもいいか!というコンセプトだと思われます。
 5GHz帯のアンテナが4本あるので、当面は多少はwifi接続数の余裕はあると思われます。

 WAN側(インターネット側)の端子が 1Gbps になっているので、1Gbpsを超える高速回線を契約していても、当機を経由する有線、無線とも、インターネットの速度は1Gbpsに制限されます。

NEC WX11000T12

(3)NEC WX11000T12

 現時点ではNECの旗艦モデル。

 WAN側(インターネット側)の端子が10Gbpsになっており、フレッツ光クロスをはじめ10Gbpsの高速なインターネット回線に対応します。
 有線LAN側にも10GbE端子が1つ設けてあるので、PCが対応していれば有線接続でも10Gbpsの高速インターネットが楽しめます。無線については、メッシュwifiルータ同士で通信する時は 最高4.804Gbps接続まで対応し、ルータとPC間については、(現時点では大抵のノートPCは 2ストリーム160MHz対応機かそれ以下なので)最高2.402Gbps接続まで対応するものと思われます。

 アンテナ数は、2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯ともアンテナ4本。
 これまでのNECのフラッグシップモデルWX6000HP の5MHz帯のアンテナ数8本より少ないです。WX11000T12では、アンテナ数を減らした理由として、多端末接続によるパフォーマンスの低下を抑制するのに、OFDMA と MIMO、MU-MIMO 技術と併用して、メッシュwifi を使うことを推奨する設計になっているものと個人的には想像しています。

 フレッツ光クロス用ルータとして使うのもよし、 各社10Gbpsの高速インターネット回線のメッシュwifiコントローラとして使うのもよし。今後購入した人が続々と10GbEインタフェースを追加したパソコンに有線接続してインターネットスピードテストに表示された数値を誇る姿が見られると思いますが楽しみです。

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NTTフレッツ回線をお使いの方は、IPv4 over IPv6/IPoE 対応のwifiルータを選ばなければならないことがあります

NEC wifiルータの説明書で IPv4 over IPv6 と IPv6に関して記載された部分

NTTフレッツ回線をお使いの方で、インターネットが混雑する時間帯に通信速度が遅い問題を解決するためになされた策が、IPoE (IPv4 over IPv6)です。

IPoE (IPv4 over IPv6)を利用するためには、インターネット回線を宅内で利用するためのブロードバンドルータが、
IPoE (IPv4 over IPv6) に対応している必要があります。

光でんわに契約されているお客様は、回線業者によって ホームゲートウェイ(HGW)装置が貸与されています(法人の中には違う構成あり)ので、一般的にはこのHGWをブロードバンドルータとして使用します。
光でんわに契約されていないお客様は、回線業者によって光モデム(ONU)の機能を持ったものしか貸与されていないので、契約プロバイダが提供している、IPv4 over IPv6 通信サービス に対応しているwifiルータ をブロードバンドルータとして使わなければなりません。

そうしないと、プロバイダによっては接続できなかったり、折角の IPoE 接続による高速接続の恩恵が受けられなかったりします。

Buffalo の高性能 wifiルータ WXR-6000AX12S の商品仕様内に記載のある 対応するIPv4 over IPv6 通信サービス と IPoE。

 IPv4 over IPv6 通信サービスには、次のようなものがあります。
 OCNバーチャルコネクト、v6プラス、IPv6オプション、transix、クロスパス、v6コネクト、IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4等。

 NTTフレッツ回線をお使いの方は、NTT東西またはドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光、nifty光、so-net光、楽天ひかり、plala光 などの光コラボ業者のプランを使っている方が該当します。

 Nuro光、auひかり、commufaなど電力系、ケーブルテレビなどNTTフレッツ以外の回線を利用していて、ルータが回線業者から支給されている人は、そのルータを使えば良いですし、そうでない人も、ルータの購入時にIPv4 over IPv6 や IPoE を気にしなくて結構です。

 回線業者からルータやゲートウェイを支給されていて、自分で好きなwifiルータ、メッシュwifiルータを購入・増設したければ、回線業者から支給された機器のLAN側ポートと、あなたが購入したwifiルータ(IPoE対応・非対応どちらも可)のWAN側ポートをLANケーブルで接続し、「ブリッジ(BR)モードもしくはアクセスポイント(AP)モード」に設定して使えば良いだけです。(回線業者から支給されたルータがwifiルータで、新たにメッシュwifiにしたいときは、支給されたwifiルータの電波を停止する必要があるかもしれません)

現在出回っている国内メーカーのwifiルータのほとんどは、IPoE に対応しておりますが、契約している回線業者が提供する IPv4 over IPv6 通信サービスに対応していないことが有ります。購入の時ご確認ください。(独自のIPv4 over IPv6 通信サービスを採用している回線業者は、通常、最初にonu兼ルータをユーザーに支給しているはずなので、それを使うのが適切です。)

海外メーカー(TP-link、ASUS、NETGEAR、Synology、BELKIN、HUAWEIなど)から日本向けに発売されているwifiルータの多くは、IPv4 over IPv6 や IPoEに非対応ですから、注意してください。(最近は、TP-link、ASUSなどから、対応する機種が出てきております)

どのルータを入手するか難しくてわからない人は、回線業者からルータをレンタルするのが確実です。

<追記>

◎IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6 には代表的なものとして2つの通信方式があります。
・MAP-E方式
・DS-Lite方式

各プロバイダの接続サービスを分類すると
・MAP-E方式…OCNバーチャルコネクト、v6プラス、IPv6オプション
・DS-Lite方式…transix、クロスパス、v6コネクト
※ソフトバンクBBが提供する IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4 は、情報が少なくいずれかに分類不明です。

◎MAP-E方式も、DS-Lite方式も、プロバイダと固定IP契約を結ばない限り、各インターネット利用者は、IPv4グローバルアドレスを複数のプロバイダ契約者各々で共有することになります。
IPv6 IPoE 接続の元締めは、VNE (Virtual Network Enabler) と呼ばれ、そこが IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6 利用時の IPv4グローバルアドレス割り当ての管理をしています。

◎MAP-E方式ではプロバイダ契約者各々のブロードバンドルータには、IPv4グローバルアドレスが届きます。しかしそのIPv4グローバルアドレスを複数で分け合っているわけですから、ネット通信に用いるポート番号も分け合うことになります。したがって下記※のような用途では使えないポート番号が出てきます。

◎DS-Lite方式ではプロバイダ契約者各々のブロードバンドルータには、IPv4グローバルアドレスは届かず、VNEにてアドレス変換された別のIPアドレスが届きます。下記※のような用途では通信相手とはグローバルIPアドレスでないと通信できませんから、使えません。

◎MAP-E方式でも、DS-Lite方式でも、IPv4グローバルアドレスを複数で分け合っているわけですから、一つのインターネット回線に多数の端末でLANを構成すると、一斉にインターネットを行うことによって使用するポート番号が枯渇して接続に不具合が出やすくなります。

フレッツ光回線をお使いの方で、IPv4 over IPv6 とIPoE を使うと問題が起きることがあります。下記※に該当する場合では、IPv4 over IPv6/IPoE にすると正常に動作しないことがあります。もしそうなら、問題のあった装置を設置した業者や装置の販売元に相談し、IPv4 over IPv6/IPoE が原因かどうか確認して指示に従ってください。IPv4 over IPv6/IPoE が原因の時にはプロバイダにご相談すると良いこともあります。もとの方式 PPPoE に戻さなければならないこともありますし、戻さなくてもよいこともあります。プロバイダを変えたり、回線会社が提案する別のシステムを採用することでPPPoE に戻すことなく解決できることもあります。

IPv6 IPoE にして回線を速くしたい。でも下記※は是非続けたい・・・

解決策1)
原理的には、プロバイダのIPv4の固定IP契約をすると解決します。ただOCN など有名どころのプロバイダの固定IP契約は金額が張ります。固定IP契約は法人のみが対象でしかも料金は高額、そういうプロバイダもあります。プロバイダ系の光コラボ業者に入っていて、上記に該当するようでしたら、光コラボを解約してNTTのフレッツ光に加入できるかNTTに相談してみてください。フレッツ光に転用できれば固定IP契約の安いIPv6プロバイダに加入してください。
IPv4の固定IPサービスの利用に当たって、使用出来るルータが制約されると思われますので、利用の際にプロバイダに確認をとって、使用可能な機種を導入してください。

解決策2)
IPv6 IPoE 回線と、IPv4 PPPoE回線 の2セッション構成にすれば、下記※はIPv4 PPPoE回線を使い、その他のインターネットアクセスはIPv6 IPoE 回線を使えばいいです。


・ネットワークカメラ、ファイルサーバーやwebサーバーなどの公開サーバー、ネットワークゲーム、VPN等のうち、IPv4のポートを使用する運用
・IPv4の固定IPを使う運用(公開サーバーや拠点間VPNなど)

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NECのwifi 6E対応ルータ WX11000T12とWX7800T8 新発売(その2)

WX7800T8

前回投稿の続きです。
前回は、この2機種がwifi 6E規格に対応していることを紹介し、wifi 6E規格の特徴についてお話ししました。今回は、これらの機種のもう一つの特徴、メッシュwifi についてお話しします。

メッシュwifi とは

 メッシュwifi は、複数のwifiルータを使用するシステムです。
壁や天井などの障害物があったり、あるいは面積の広かったりする家屋や小規模事務所等は、1基の wifiルータで全体をカバーすることが出来ませんでした。それを複数のメッシュwifiルータを設置することで解決し、広範囲をカバーできるようにするものです。

 メッシュwifi は、複数の メッシュwifi対応ルータで構成されます。うち1台は「コントローラ」と呼ばれ、ネットワークを管理します。残りの機器は「エージェント」と呼ばれ、コントローラに従って動作します。
 コントローラとエージェントは、通常はwifiでやり取りします(無線バックホール)が、有線接続することもあります(有線バックフォール)。

これまでは、中継機が使われていた

これまでは、広範囲をwifiでカバーするのに、1台のwifiルータ(親機)と複数の中継機を用いて実現していました。

もしくは、複数のwifiルータをLANケーブルで結び、
・1台のルータ[RT]モードの機器と残りのブリッジモード(アクセスポイント[AP]モード)の機器の構成にする、もしくは
・ホームゲートウェイと複数台のブリッジモードのwifiルータの構成にしていました。
・その時wifiルータのSSIDを共通にするようなこともしていました。

メッシュwifi と 中継機を使用したシステムの違い

メッシュwifiシステムと、中継機を使用したシステムと、wifiルータとアクセスポイントを使用したシステムを比較した表をまとめると、次のようになります。

メッシュwifiの長所と短所 (windows PCは右クリックして新しいタブで画像を開いてください)

【メッシュwifiを用いたシステムが優れている点】

速度の速さ

中継機を使用したシステムよりも、メッシュwifiの方が断然速いです。これはwifiデバイスの接続台数が多い環境、中継機の段数や台数が多い環境では顕著です。

中継機は、上位のwifiルータからの信号を中継するだけなので、そのwifiルータが、システムにつながっているすべてのwifiデバイスへの最終処理を全て行わなければならない。そのため、そのwifiルータへの負荷が大変高くなって、速度低下につながる。

一方、メッシュwifiシステムでは、それぞれのエージェントが、自機につながっているwifiデバイスの処理を行う。コントローラとエージェントが分担するため負荷が分散され、速度低下になりにくい。

導入台数の制約の有無 より広域を隅々までカバーできるか

中継機の導入台数には制限がある。上位のwifiルータの性能に依存する。
・1台のwifiルータや中継機に接続できる中継機は2台までとしているものが多い。
・1台のwifiルータからの中継機接続段数は、1段のみという場合もあれば3段までOKとしている所もある。
・例えばBuffaloのwifiルータと中継機の組み合わせの場合、1台のwifiルータや中継機に接続できる中継機は2台まで、1台のwifiルータからの中継機接続段数は2段まで としている。
・いずれにせよ中継機の導入台数が増えるとパフォーマンスが低下し接続トラブルになる率が高くなる。

中継機能を利用して、最大何台まで接続可能ですか(buffalo社の資料より)

一方、メッシュwifiでは、そのような制約はない。接続できるエージェントの台数に制限は無いので多くの台数を設置できる。

複数の中継によるトラブルの起こりにくさ

中継機を多段接続した場合、途中の中継機にトラブルが起きると、下位のすべての中継機につながっている全てのモバイルデバイスが影響を受ける。

一方メッシュwifiでは、コントローラと複数のエージェントでメッシュ構成されている場合、コントローラとエージェントの連携によって、中継経路を変更することで、影響するモバイルデバイスを少なくすることが出来る。

基地局の切替のスムーズさ

一般的に、モバイルデバイスは、使用している基地局のwifi信号の強さがあるレベルより弱くなって初めて、より強い信号の基地局への切替を行うが、そのしきい値は、モバイルデバイスによって異なる。
しきい値の高いデバイスでは、少しでも信号強度が弱い場所に移動すると、基地局を切り替えようとするため、通信が頻繁に切れたりして安定しない。
しきい値の低いデバイスでは、信号が受信できないほど弱い場所に移らない限り、いま接続している基地局の信号を使って通信をしようとするので、通信速度が遅くなったり頻繁に切れたりする。中継機を用いたシステムでは、こういったことが起きる。

一方、メッシュwifiシステムでは、メッシュwifiを構成するすべてのルーターが連携して、常にモバイルデバイスに対して、「通信に最適な基地局はこれですよ」という情報を送ることになっているので、モバイルデバイスは、その情報をもとに最適な基地局の信号に速やかに切り替えることが出来る。そのた場所を移動しても通信が途絶えることなく快適に通信ができる。

【中継機を用いたシステムが優れている点】

導入の手軽さ
※機器設定の手軽さではありなせん!

中継機はメーカーや機種を問わず、既存のルータ(ルータモード、アクセスポイントモードどちらでも可)や1段目の中継機に接続できる点で手軽に導入できる。ただ中継機とルータは同じメーカーでそろえた方が良い(メンテやメーカーサポートの点で)

一方、メッシュwifiの場合、事実上同じメーカーの同じメッシュ規格のもので揃えないとメッシュwifiネットワークを構築できないので、計画をたてて導入する必要がある。

導入コスト

メッシュwifiルータは、中継機より高い。またメッシュwifiネットワーク用に複数台必要。

メッシュwifiまとめ

メッシュwifiを用いたシステムと中継機を用いたシステムを比較すると、速度の低下を抑え、通信の途切れを減らす点で、圧倒的にメッシュwifiを用いたシステムに軍配が上がる。

テレワークやリモート会議の普及で、通信の速さと信頼性が求められる。wifiで通信の速さといえば、wifi 6 や wifi 6E を使ったシステムが求められる。そしてwifi の電波を隅々まで速度の低下を抑え高品質でカバーするには、メッシュwifiシステムが一番適している。

とはいえメッシュwifi導入にはコストがかかるし、同じメッシュwifi規格のルータで統一しなければならない関係上、一旦導入したら容易にシステム全てを別のものに入れ替えるのは困難。導入には慎重に検討する必要がある。どのメーカーのメッシュwifi規格を採用し、基地局をどう配置していくか計画することも必要だ。

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NECのwifi 6E対応ルータ WX11000T12とWX7800T8 新発売(その1)

WX11000T12

NEC から、wifi 6E対応の wifiルータ WX11000T12 とWX7800T8 が発売されました。それぞれ価格はオープンですが、価格.comではWX11000T12が最安値5万円前後、WX7800T8が最安値2万3千円前後で発売されているようです。最新機能やハイスペックな機能が搭載されているため、高価です。

wifi 6E というのは22年9月に総務省から認可された、wifiで使われる新しい周波数帯です。技術基準適合認証は順次行われていますので、wifi 6E対応の PC、スマホ類、子機中継機もこれからの状況ですので、購入を急ぐ必要はありません。

wifi 6E は、これまでwifi で使われていた 2.4GHz帯、5GHz帯の他に、新しく割り当てられた 6GHz帯を使用することが出来るwifi規格です。
現在使われている周波数帯域のうち、2.4GHz帯は都市部を中心に大混雑状態。そのためこれまで空いていた5GHz帯の周波数を使ったwifi通信がここ10年の間にたちまち普及しました。だがその5GHz帯も、wifi機器を多数使う環境では混雑してきたため新しく設けられたのが 6GHz帯です。

5GHz帯と 6GHz帯の違い
・6GHz帯は5GHz帯より使用できるチャンネル数が多い。そのため混雑しにくく、安定して80~160MHz幅を使う高速wifi通信が利用できる。すなわち6GHz帯は高速wifi通信に適する。
・5GHz帯のうち W53、W56帯域は、電波法で義務づけられたDFS機能によりwifi電波が止まることがあるため、80~160MHz幅を使う高速wifi通信が安定しない問題があったが、6GHz帯を使えばその問題は起こらない。6GHz帯はDFSの影響を受けない。
・一般的に、周波数が高いと障害物の影響を受け遠くまで電波が届かない。5GHz帯のwifi電波が2.4GHz帯より電波が届かないのと同様、6GHz帯のwifi電波は5GHz帯の電波より電波の届く距離が短くなることはあり得る。これがメッシュwifi機の配置や設置台数に影響を及ぼすことがあるかもしれない。

5GHz帯と 6GHz帯共通の問題
・屋内用wifiルータや中継機を屋外で使用することができない

いずれにしても、まだまだ先のことですので、今すぐwifi機器の更新の必要がなければ、半年~1年後に検討してOKの話です。

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10Gbps光回線対応ルータがNECから発売されました

NEC から、10Gbps対応WAN端子と10Gbps対応LAN端子を搭載する wifiルータ WX11000T12 が発売されました。価格はオープンですが、価格.comでは最安値5万円前後で発売されているようです。価格はそのうち下がってくるものと思われますが、なかなかの値段です。

10Gbps光回線(フレッツ光クロスを用いた 例えば ドコモ光の回線や、au光、コミュファ光など一部の電力系、nuro光、一部のケーブル光回線の 10Gbpsプラン)の onu もしくは レンタルルータと有線接続すると、10Gbpsインターネット(リンク速度10Gbpsでのインターネット)を楽しむことができます。ただしパソコン側が 10Gbase-T インタフェースに対応している必要があります。10Gbase-T インタフェースは現時点では普及していないので、デスクトップPCにオプションで取り付けます。LANケーブルは 10Gbase-Tに対応した CAT-6Aケーブルを使うと良いでしょう。

パソコンで10Gbpsインターネットを楽しむのに注意することは、ルータもしくはホームゲートウェイの10Gbps LAN端子とPC側 LAN端子の間にスイッチング・ハブを経由する場合、そのスイッチング・ハブも10Gbpsに対応していなければならないことです。スイッチングハブが低速だと、接続速度も低速になります。

10Gbps LAN端子を持つ機種は、その他 バッファロー、IO-DATA、ASUSなどで発売され、QNAPからはNAS機能の付いたモデルが発売されています。10ギガ・インターネットが一般家庭に少しずつ普及してくるのかなあ、と思います。

でもこの機種、無線ルータで5万円は高いですね。wifiをパワフルに使ったりメッシュwifiを使ったり、最新鋭のwifi6E を使ったりするのでなければ、回線業者から wifi機能の付いたホームゲートウェイをレンタルする方が良いと思います。

余談ですが、10Gbpsのホームゲートウェイやレンタルルータは私の知っている限り、NEC、HUMAX、ZTE、SONYなどのメーカーから出されています。

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故障したタッチパネルを無効にして、モバイルPCを快適に使えるようにする

ノートPCのタッチパネルが故障してマウスカーソルが張り付いて動かなくなったので、直してほしいという依頼を受けました。

修理に持ち込まれたパソコンは、ASUS x202e というモバイルノートPC。発売は2012年10月。搭載OSはwindows8.1。CPUはCore i3 3217 1.6GHz (passmarkベンチ値は 1196)。メモリは最大4GB。搭載ストレージは HDD 500GB。使用年数やPCスペックから判断して、費用をかけて本格的修理をするまでのことはないと思われました。

そこでタッチパネルを無効にして使用していただくのが最適ということで、依頼者の承諾を得ました。

googleで調べると、「デバイスマネージャー」でタッチパネルドライバを削除すると書かれていますが、今回のようなタッチパネル故障対応としては最適ではありません。

理由は
・重要機能のデバイスドライバは削除できない。windowsの再起動で再びインストールされて元に戻ってしまう。ドライバファイルの実体の削除が困難な場合もある。
・今回の場合デバイスドライバ削除した状態で、スタートアップ修復を掛けると、画面に斑点が現れ画面が真っ白になり次に進めない状況に陥った。

そこで、デバイスドライバの削除ではなく、windowsのサービス機能の一つ「Touch Keyboard and Handwriting Panel Service」を無効にすることにしました。

このサービス無効の状態は、windowsの再起動を行っても元に戻ることがなく、デバイスドライバを削除した訳でないので
スタートアップ修復を実行することも可能でした。

その他、障害があってwindows updateできていなかった項目の更新を行い、 システムファイルのスキャン修復、windows update の失敗をしにくくするための 電源設定の最適化、プロセッサの電源管理の最適化、余分な視覚効果の停止、マイクロソフト以外のサービスの一旦停止等を行いました。

そういえば、過去のTKCのソフトのアンインストールの残骸が残っていて、画面ハードコピーを行おうとすると不具合が発生していたので、とりあえずスタートアップ実行項目から削除しました。

もう少しCPUの性能が良くて、メモリを8GBに増設できる機種であったならば、windows10にアップグレードしてSSDに換装すれば、もっと快適に使えたのですが。
モバイルPCなので動作の遅い省電力CPUが載っていても仕方が有りません。

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川の情報サイトで、近くの河川やダムの水位や流量、雨量が見れます

「川の防災情報」で検索すると、近くの河川やダムの状況や、見たい場所の雨雲の強さと雨量がよくわかります。

私は「レーダ雨量」から入っていくのですが、好みのサイトに入れば良いでしょう。

近くの揖斐川には、西平、久瀬、横山、そして徳山ダムがあり、その時々の気候に応じて流出量が制御されているようです。

河川の水位計の測定値が数値と画像、グラフで表示され、雨量が多いときの災害の予測に役立つと思われます。

雨雲の強さ、雨量は全国を網羅し、地図に重ねて色別に表示されて分かりやすいです。

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windows10で今まで使ってたアカウントにログインできなくなったのを修理

久しぶりにパソコン修理実績を掲載します。新しいwindowsログインアカウントを追加する過程でいろいろ操作したら、今まで使っていたアカウントが消えてしまってログインできなくなったという症状。

しかも、新しく追加したwindowsアカウントは標準ユーザー権限しか持っておらず、そのためこのパソコンからアプリの追加や削除をはじめ、windowsの設定変更ができなくなってしまった。

修理したパソコン Aspire T3-600 (windows 10 home)

とりあえず、今使えるアカウントでログインします。

最初に、消えてしまったユーザーアカウントのユーザーデータフォルダが残っているか確認したが、一応フォルダーは有った。

消えてしまったと思われた、「今までのユーザフォルダ」が残っていることを確認できた。

次に、アカウント復旧の準備に入る。
アカウントの復旧するために 管理者モードで、コマンドプロンプトもしくは Windows PowerShell に入りたいのだが、今のユーザーアカウントでは管理者モードで入ることが出来ない。

スタートメニューから「電源」→ shiftキーを押しながら「再起動」その後・・・

F4キーを押して、セーフモードを有効にする。Administrator というアカウントでログインが出来るはずなのでそのアカウントでログインする。

管理者権限でWindows PowerShell を実行
(コマンドプロンプトでもよい)

スタートボタンを右クリック
Windows PowerShell(管理者) をクリック

コマンドプロンプトを実行したい場合は
スタートメニュー上で、 「cmd」で検索
最も一致する検索結果に「コマンドプロンプト」が現れるので
 右クリックして 「管理者として実行」をクリックする

管理者アカウント 「newuser※」を作成

net user newuser /add
net localgroup administrators newuser /add
exit

セーフモードを終了。再起動。
先ほど作成した管理者アカウント newuser でサインイン

その後に行った操作の詳細は省くが、
(1)管理者モードでコマンドプロンプト等に入る
(2)net user↓ で、windowsに登録されているアカウント一覧を表示させる
 このとき、使用不可になっているもの、隠れているものも表示されるが、それらの中に消えてしまったアカウント名があることを確認する
(3)net user 消えてしまったアカウント名↓ で
 消えてしまったアカウントの情報が表示されることを確認する
(4)net localgroup administrators 復活させたいアカウント名 /add ↓ を実行。
(5)今回の場合、以上の操作で、消えてしまったアカウントの復旧完了。

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有線/wifiによるNASとのアクセス速度

HDD搭載NASとのアクセス速度を、これまでに測定した結果をもとにグラフ化してみました。ただしwifiは推測値です。

有線でLANに接続した場合でも、伝送路上に大量のデータが流れて中継機器にデータが集中すれば、アクセス速度に影響しますが、wifiの場合には、有線と比べてアクセス速度に影響する要因が多数あります。

・一度に多くの端末と通信を行っている場合
・電波状況が悪い(雑音や干渉電波が多い)場合
・wifi中継機を通した電波の場合
・wifi機器の処理能力が低い場合(実効速度が低い)
・自分の端末が古い規格のwifiルータの配下にいるとき、同じ配下に古いwifi規格(例えば 802.11b や 802.11a)の端末が居る場合(その古い規格の端末に長時間電波が占有され、自分の端末がアクセスできる時間が減ってしまう)
・自分の端末が古い規格のwifiルータの配下にいるとき、同じ配下に電波状況の悪いところにいる端末がデータ再送を繰り返している恐れがある場合(その端末に長時間電波が占有され、自分の端末がアクセスできる時間が減ってしまう)

なので、wifi使用時のアクセス速度は、グラフの値の半分以下、5分の1以下になっていることがあると思われます。

NASと大容量通信を行うならば、有線接続が良いに越したことはないと思います。