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いつかは壊れるハードディスク、NASも同じです。壊れた時の対策してますか?

パソコンにも、業務用複合機にもハードディスクが入っています。USBケーブルで接続して外付けHDDを使っている人もいるでしょう。組織で使うデータを共有して作業できるようNASというネットワークハードディスクを使っているところもあるでしょう。NASに家族で録画したデータや録音した音楽などを入れている人もあるでしょう。

これらのハードディスクもいつかは壊れます。近頃は「ハードディスクなんか使ってないよ、SSDだよ」という方もおられますが、いつかは壊れるのは一緒です。地震や不注意で落下させて壊れてしまう事例、経年劣化で壊れてしまう事例、それぞれあるでしょう。いずれにしましても、定期的なバックアップが欠かせません。忘れないように自動バックアップがお勧めですね。作業都度、1時間、2時間、数時間、半日、1日、1週間、いずれかの間隔にするか決めることになりますが、バックアップ期間中に故障したらその分に入力したものは消えてしまいますので、そういったダメージが小さくなるような間隔でバックアップするとよいでしょう。バックアップ方法については環境によって大きく異なりますので、別の機会に触れようと思います。

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gmail に登録した POPメルアドに来ている新規メールを直ちに確認する方法

gmailは、gmailアカウントだけではなく、お使いの複数のプロバイダのメールを一括管理できる、クラウドのメールアプリとして使える優れものです。詳しくは当方の過去のブログ投稿をご参照ください。

私もインターネットプロバイダのメールをgmailで一括管理できるようになってその便利さとセキュリティの強さに感心しておりましたが、PCなどにインストールされたメールアプリと比べてメールの到着が遅いと感じることがあります。

なぜかというと、PCなどにインストールされたメールアプリでは、起動する度に同時にメール送受信をしに行くのですが、gmailでは必ずしもそうではないからです。定期的には確認しに行くのですが、起動する度にチェックするわけではないようです。

これはgmailの仕様ということで、自分でメールを受信しに行かなければならないようです。以下にその方法を示します。

外部メールをいますぐ受信する方法

1.gmail を開きます。
2. ①右上の「歯車」マークをクリックします。
  ・右側面に「クイック設定」が表示されます。
   ②「すべての設定を表示」をクリックします。

3.「設定」画面が表示されます。
   ①「アカウントとインポート」を表示します。
   ・アカウントとインポート画面が表示されます。
   ② 他のアカウントのメールを確認 という設定項目を見ると、これまでに追加した外部アカウント(プロバイダ等のメールアドレス)が表示されているはずです。
   そこで、次の行にあるメールを今すぐ確認する」のリンクをクリックします。複数のアカウントがあればその分のリンクをクリックします。これで終了です。

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wifi7 にするとどう変わるのか?

現在よく使われているwifi の規格は次のいずれかに当てはまりますよね。
wifi4 (IEEE802.11n) 2.4GHz帯、5GHz帯の電波を使用
wifi5 (IEEE802.11ac) 2.4GHz帯、5GHz帯の電波を使用
wifi6 (IEEE802.11ax) 2.4GHz帯、5GHz帯の電波を使用
wifi6E (IEEE802.11ax) 2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯の電波を使用
そして、次世代のwifi規格と言われている wifi7 が脚光を浴びています。

wifi7 (IEEE802.11be) は 、wifi6Eと同じく、 2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯の電波を使用します。

wifi7 の特徴

よく言われる有名どころの特徴は以下の3つ。
・320MHzという広いチャンネル幅を用いた高速通信ができる
・進化したQAMを使うことが規格に明記され高速通信が可能になる
・マルチリンクオペレーションによりトータルにみて最適で安定かつ高速な通信ができる

320MHzチャンネル幅の採用

以前、wifi4 (IEEE802.11n) が採用された時に、従来の20MHzの倍の 40MHz幅のwifi通信が認められた。この通信は倍速モードとかダブルチャンネルとか呼ばれた。その後 wifi5 (IEEE802.11ac)では、80MHz、160MHz幅の通信が認められる。従来の20MHz通信の4倍、8倍なので、クワッドチャンネル、オクタチャンネルと言われた。なお今使うことのできるwifi周波数帯のうち、2.4GHz帯は電波が広範囲に飛び更に大変混雑しているので、ぽつんと一軒家でもない限り事実上20MHz幅の通信しか使われない(40MHz幅の電波を出すのは迷惑だから止めたほうが良い)。5GHz帯は、2.4GHz帯ほど電波が広範囲に飛ばず近隣への影響が少ないため、80MHz幅の通信が多く行われている。5GHz帯には W52,W53,W56の区画があり、いずれも一応160MHz幅は確保できるがそれぞれ1区間しか取れない。最近は密集地では混雑しているし、屋外使用不可かつ航空レーダー受信時にはwifi電波が止まるため送受信が不安定になる周波数帯ではある。
そのためかどうかは知らないが、wifi6E では新たに 当局によって6GHz帯の周波数がwifiで使えるようになった。6GHz帯では干渉回避できる160MHz幅の区間が3つ取れ、wifi7で採用されるといわれる320MHz幅(16倍速モード)の区間も取ることができる。

もし現在160MHz幅でwifi通信を行って2402Mbpsリンクが実現できていたなら、wifi7 で 320MHz幅でwifi通信ができれば、その倍の 4804Mbpsリンクでつながることになる。(後述の 4KQAM 通信ができれば、更に20%ほど速いリンク速度でつながるそう。)

進化したQAM

QAMはデータを電波に乗せる変調方式の一種で、直交振幅変調と言われる。この方式も、規格が変わるごとに変化していて、
・wifi4 64QAM
・wifi5 256QAM
・wifi6 1024QAM
wifi7 4KQAM

この数が多いほど沢山のデータを送れるので、速度も速くなることが期待される。一方で、正確に復調するための条件が厳しくなる。

マルチリンクオペレーション

wifi電波は 2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯の3種類(5GHz帯の W52~53, W56を別の周波数帯とみなせば4種類)あるが、一つの端末と wifiルータとの間で通信する周波数帯はそのうちのただ一つ。複数の周波数帯の中で通信するのに一番条件の良いところをルータが提案してくれる仕様のものはあるが、ルータと端末の間でリンクを張る周波数帯域は3~4種類のなかのいずれか1本のみだった。
wifi7では、ルータと端末の間に、例えば 2.4GHz帯と 5GHz帯 の両方にリンクを張って、その時々でパフォーマンスが最適になるように、ある時は片方の帯域だけ使うとか、ある時は両方同時に使うとかできるようになる。5GHz帯でルータが航空レーダを受信してパフォーマンスが落ちてる間だけ、2.4GHz帯を使うとか、今は2.4、5GHz両方調子がいいから両方使って通信しよう、とかルータが判断して勝手にやってくれる。

以上、マルチリンクオペレーションとか、装置が複雑になりそうに見え価格も高そうだけど、期待はしたいと思う。

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手持ちのwindowsマシンをLinuxで使えるようにするのはまだ敷居が高い

普通に動くけどサポートが切れた、動くけれど遅くなったので使わなくなった、そのようなパソコンを有効利用したいけれど

一応動くけれど使っていないPCが、あなたの周りに転がっているかもしれません。中にはハードディスクをSSDに変えたり、メモリを4GBから8GBに増やしたりするだけで十分使い物になるものもあるんですよ。でもそうならないPCもあるんです。CPUの設計が古かったり性能が低かったりするときです。また性能的には十分使い物になるんですが、マイクロソフトのセキュリティーサポートが有効なバージョンのwindows(例えば windows10や windows11)が入れられないPCもあるんです。なんだか勿体ないですね。

持て余してるPCにLinuxを入れると、セカンドPCとして有効活用できるかもしれません

こういう類のことは、もう20年も前から言われてるんですね。linuxが誕生してPC雑誌に取り上げられるようになって20年以上経ちますが、一向に普及する気配がありません。なぜでしょうね。やはり使うには敷居が高いんでしょうね。

Linuxの一つの製品、ubuntuを例に、何ができるか調べてみる

これが わたくしが最近インストールした、ubuntu 22.04 LTSバージョンの画面です。このPCは 富士通 FMVA42GW という機種で、2012年春モデル。もともとはwindows7 が入っていました。CPUは、Pentium B960(2.20GHz)で、passmarkは891。SSDに換装しメモリ8Gに増設したのですがそれでも遅くて一線から退かせたノートPCです。でもこのPC、後述のインストールに苦労したPCとは違いすんなりubuntuをインストールでき、何もしなくてもwifi接続できました。

画面左側面がランチャー(windowsでいうタスクバー)になっていて、私は次のようなものを登録しています。

上からFirefoxとchrome(インターネット閲覧)
画像は省略。Firefox はubuntu日本語サイトからダウンロードして作成したメディアからインストールすれば標準に付いているもの。chromeはgoogle検索でダウンロードして、インストール方法を調べれば、ある程度のパソコン使用者なら出来るかと。

ファイルアプリ(windowsでいうエクスプローラ、ユーザフォルダが表示される。そんなに違和感ないかと。

Rhythmbox(windowsでいうメディアプレイヤー)
MP3ファイルを指定のフォルダに入れたら、自動または手動でリストに登録できた覚えがある。PCやスマホとUSB接続してデータコピーしたところ、曲名やアルバム名が文字化けして困ったことがあった。
今は、主流になっているストリーミング配信のサイトで音楽を聴くことが多いので、必ずしも使う機会はないと思う。

Libreoffice writer(windowsでいうマイクロソフトワード)
マイクロソフト製品のファイルを開くことはできたが、レイアウトが忠実には再現されなかったと記憶している。一方、Libreoffice writer で作成したファイルは、OpenDocument Format (ODF文書)のテキスト形式(odt形式)となりますが、そのファイルを今のバージョンのマイクロソフト製品で開くことはできる。
もちろん、Libreofficeには、エクセル、パワーポイントに相当するアプリもそろっている。

ubuntu software アプリ(windowsでいうストアアプリ)
画像には、Spotify や VLCメディアプレイヤーが移っているが、そのほかにもインストールできるアプリはありそう。

ヘルプアプリ
私はこれを使ったことはないけれど、重宝すると思う。

ディスクアプリ(windowsのコンピュータの管理-記憶域アプリの一部機能、crystaldiskinfoアプリ)
SSDやハードディスクの健康状態はこのアプリから見ることができる。(S.M.A.R.T)

gimp (無料で高機能な画像編集・処理ソフト)
windowsでも有名なこのアプリが使えるのはうれしい。

その下にマウントされているドライブ表示、ごみ箱 が続きます。

一番下が「アプリケーションを表示する」(windowsでいうところの「すべてのアプリ」ですね)

ubuntuのインストール方法

最初から脇道に逸れますが、windows(例えばwindows10)と、ubuntu を一つのストレージ(HDD/SSD)上で起動できるようにする方法として、主に以下の方法があるのでしょう。私はやったことがないので受売りですが。

1.windowsが動作するストレージのパーティション(区画)を空けて、そこに ubuntu のインストールメディアから ubuntu をインストールする。そうすると ubuntu のブートローダーがwindows自体の起動セクタに上書きされるので、ubuntu のブートローダーから、ubuntu/windows10を選択して起動できるように設定する

2.windows10 の Hyper-V を用いて、ubuntuを windows10の仮想マシン上で動作するように設定し、そこに ubuntu のインストールメディアから ubuntu をインストールする。

3.Windows Subsystem for Linux(WSL)を有効化した後、ストアでUbuntuをインストールする。

さて、今回は種々の理由でwindowsを使う見込みのない持て余しているPCにubuntuをインストールすることを考えているので、以上の方法は用いずに純粋にPC上のwindowsを削除してubuntu を入れることにします。

一般的には

1.PCにインストール用メディア(LiveDVDまたは、そのUSBメディア)を装着して、DVDまたはUSBメディアを起動する

2.お試し版のubuntu の起動が完了したら、「ubuntu のインストール」 をクリックして、画面の指示に従ってインストールを開始する

簡単に言うとそれだけですが、これが一般の人には敷居が高い!

ubuntu のインストールメディアからubuntu を起動できない場合

最近のPCでは、かなりの確率でこれが発生し、インストールの敷居を高くしています。

そのようなPCでは、TPMという、セキュリティ機能を強化するモジュールが搭載されていることが多く、その場合、windowsのセキュリティ強化には威力を発揮するのですが、ubuntu をインストールするうえでは今のところ必須ではありません。TPMを使おうとするには関連知識が必要ですので、ここではTPMを使わないで進めます。

BIOS(UEFI)画面を出す

画面はメーカーや機種によって異なります。

PCのメーカーによって異なるのですが(F2キー、F10キー、Deleteキーなどが指定されている場合はそれを連打します。Lenovo の OneKeyRecoveryボタンのような特殊なボタン が指定されている場合はそれを押します。 )

BIOS画面が出ないとき、そのPCがwindowsが正常に動作する環境にあれば、電源メニューから、shiftキーを押しながら再起動 を行います。

その後「トラブルシューティング」を選択

「詳細オプション」を選択

「UEFIファームウェアの設定」を選択して「再起動」押す

BIOS(UEFI)画面のどこかに、ターゲットのPCにTPMを使う設定がされていたならば、TPMのクリアを行った後でTPMを使わない設定にします。そしてセキュアブートの設定をオフにします。UEFIモードをレガシー(CSM を有効)にまでする必要はないと思います。

それでもubuntu のインストールメディアからubuntu を起動できない(進まない)時

Ubuntu日本語フォーラム(https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=21587) の、上から4番目の投稿(2022-05-22 13:47:17)の 回避策 を参考にして 起動オプションを変更してみることをお勧めします

その結果、私の環境では ubuntu のLiveメディアを起動できましたので、LiveCDの画面から ubuntu をインストールしました。

ここまで苦労して ubuntu をインストールしたにもかかわらず・・・

PCのwifi、自分が持っているプリンタが使えなかったりします。いずれもドライバの入手や設定に手間がかかるか、あるいは入手できないかになります。(ちなみにそのノートPCはLenovo ideapad 330)

Linuxの世界では結構メジャーな ubuntu でさえ、一般の方にとっては、それが使えるようになるまでの敷居が高く感じた一件でした。
※使用した ubuntu のバージョンは、 22.04 LTS。2年に1回リリースされる LTS バージョンのみが長期サポートされます。次のLTSバージョンは 24.04LTS、日本語サポートされたバージョンは24年夏以降に出されると思われますが、そのバージョンでは、インストールの障壁が低くなったり、さらに使いやすくなったりするのではないかと思います。期待したいですね。

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中古BTOパソコン SSD/メモリ8G/core i5/windows10 税込¥5,000

※上の背面写真にて、拡張スロットのUSB端子は付きません。

当店で現品を展示販売中のデスクトップスリムタワー型パソコンです。

ケース、電源ユニットは新品同様、SSDは新品です。

core i5 搭載で、軽作業でしたら十分使えます。

USB端子が8個あります(前面2個、背面6個)

windows10 pro / core i5 / SSD 240GB / メモリ 8GB
マイクロソフトによるセキュリティ更新サポート 2025年10月まで有効

動作確認済。購入日より30日保証。

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Lifebook AH77/K FMVA77KW タッチパネル液晶 Webカメラ搭載 Core i7 windows10 中古ノートパソコン 税込 ¥19,200

当店で販売中のパソコンです。

多少の生活キズ等はありますが状態の良い製品です。

core i7搭載で500GBのSSD搭載のサクサクPCです。

windows10 home / core i7 / SSD 500GB / メモリ 8GB
ディスプレイ 15インチ
Microsoftによるセキュリティ更新サポート 2025年10月迄有効

動作確認済。購入日から30日保証。

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暑い夏、PCを動かしてしばらくするとブルースクリーンになる。ひょっとして熱暴走では?

突如画面が真っ青。「Machine Check Exception」

とあるパソコンを使っていてしばらくすると、突然青い画面が現れて、時間がカウントされて再起動する(windows設定によってはこのまま画面が固まる)不具合が出ました。

エラー名は「Machine Check Exception」です。

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HDDやメモリ、windowsシステムは異常なし

ハードディスクドライブ※①やメモリ※②に異常がなく、windowsシステム※③に異常がない。ドライバに異常がある場合もあるけれども、パソコンの電子部品や冷却ファンの故障の疑いを強めた。

CPU温度は100℃近く。明らかに異常

CPUの温度測定するアプリをインストールして確認※④した結果、温度表示が100℃近くまで上がる。こりゃいかんわ。

冷却ファンにはホコリ無し。CPUグリス再塗布も効果なし

分解してファンや基板の内部清掃を行ったが、ホコリは微々たるもの。CPUのグリスを塗布しなおしたけれども、状況は改善しない。このパソコン PC-hf750bab、見るからに放熱設計が劣っているように見える。内蔵キーボードの収納板がおそらく熱で変質してザラザラになっていた。

とはいえ今までなかったCPUの熱暴走が頻繁に起きるとすると、冷却ファンが劣化しているのかもしれない。でも冷却ファンはCPUの温度が上がると回転数が上がるのを確認している。だとするとCPUか?

BIOSは最新にした

そのパソコンのBIOSのバージョンが古かったので最新のにしておいたが改善しなかったですね。

とにかくCPUが100℃にならなければ熱暴走にならないんだから、PCの負荷が増えてもCPUに供給する電圧を上げないようにしました。あと冷却ファンが高速回転するタイミングを早めるようにしました。

windowsの電源オプション設定の変更で、熱暴走を回避

一番効いたのは、最大のプロセッサの状態。
これを100%から80%に変更。
冷房が適度に効いた環境においても、高負荷時にこれまで100℃でブルースクリーンが出ていたが、変更後は80℃を超えることはなくなった。

この数値を調節することで、CPUの温度とPCのパフォーマンスが両立できるところを探すとよいでしょう。

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同時にシステムの冷却ポリシーを変更。
CPUの発熱が気になるならば、アクティブに変更することを勧めます。ファンの音は大きくなりますが。

※① フリーソフト crystaldiskinfo というアプリを使って、 S.M.A.R.T 値を確認し、注意を要するステータスが出ていないか確認します。
コマンドプロンプトまたはパワーシェル(ターミナルアプリ)を管理者権限で開き、「chkdsk c: /f」を実行します。(これも絶対安全ではないので、危なそうな症状のときは、 /f をつけずに、まず読み取りモードで行い、まずHDDのイメージコピーをしてから行っています)
(また余談ですが、私どもはほぼ絶対 「chkdsk c: /r」は行いません。crystaldiskinfo で「注意」「異常」が出ていればなおさらです。HDDに劣化があった場合データ復旧の可能性をつぶしてしまいます。専門家へ直行です。)

※② windows 付属の 「windows メモリ診断」というアプリを使います。

※③ コマンドプロンプトまたはパワーシェル(ターミナルアプリ)を管理者権限で開き、次の2つのコマンドを実行します。(dism は インターネット接続要)
dism /online /cleanup-image /restorehealth
sfc /scannow

※④ 例えば、 CPUID HWMonitor というソフトを使って、CPUの電圧と温度を確認します。(下の写真は参考画像です。熱暴走が発生したPCのものではありません)

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低性能のPCでwindowsアップデートの失敗を減らす方法

お使いのPCが遅くて、以下の仕様に該当するときは、性能の低いPCを使っているといえます。

メモリが少ない (6GB未満)
HDD駆動 (SSD駆動でない)
CPUの passmark値 3000未満※

※celeron で passmark 3000以上のものは、デスクトップ向けでは皆無、ノートPC向けでは G6900(T)とN5100 のみ。結局 celeron 搭載PC は 使っていてイライラするのを承知で使うことになるでしょう。
core i3 も、第7世代以前のものになると、passmark 3000未満のものが出てきます。 core i3-7020U、7100Uは passmark 3000未満です。第6世代以前のUプロセッサー(CPU型番の末尾がU)はほぼ該当します。core i5 も 該当するものが出てきます。

パソコンの内部では、我々が普段ウェブ閲覧したり、書類を作成したり、音楽を聴いたりするアプリを動かすだけでなく、裏でウイルススキャンを行ったり、ウイルス検出のためのパターンファイルをダウンロードしたり、windowsアップデートを行ったりしています。
性能の低いPCを使っていますと、パソコンが裏で行っている windowsアップデートなどの作業まで手が回らずに、先延ばしになってしまっています。我々が目的の作業が終わってすぐパソコンを閉じてしまうと、この先延ばしになっている裏の作業がどんどんたまってしまいます。これを放置しておりますと、数か月もするとパソコンが悲鳴を上げて動作がおかしくなってしまいます。windowsアップデートの失敗が続くのも、その一つの症状です。

暇のある時に、一度windowsアップデートを手動で行ってみるとわかると思います。低性能のPCをお持ちの方がwindowsアップデート(更新プログラムのチェック、ダウンロード、再起動を伴わないインストール、再起動時を伴うインストール)を手動で行うとどれだけ時間がかかるのかを。手動で専らwindowsアップデートを行うのにこれだけ時間がかかるのですから、これをユーザーの作業の合間で裏で行うととてつもない時間がかかるのがわかるでしょう。ユーザーが短時間でパソコンを入切するたびにアップデート作業が中断され再試行されますからこれがパソコンの負担になり不具合の原因にならないわけがありません。windowsの更新プログラムは、第2火曜日の次の日(米国時間の火曜日に発表されるから日本時間ではその翌日になる)ので、それを過ぎたくらいの時期にやってみてください。

windowsアップデート失敗の原因になるほかの要因は、ネット速度が遅い環境です。一般の speedtest でダウンロード速度が 最低でも5Mbps 出る位の環境は欲しいところです。それくらいの速度が出ていても windowsアップデートサーバーが混雑しているときは、どんなに頑張ってもwindowsアップデートは進みません。これは仕方ありません。
一般の人は、windowsアップデートを手動で行うことはなく、勝手に更新されるのを待つだけですので気にする必要はありません。

以上のことを一言でいうと、

低性能のPCでは、「ちょこちょこ利用」は不具合の原因になる

ということです。

ではどうすればいいか? 以下の案があります。

1.作業終了してすぐにシャットダウンを行わない。例えば、作業終了して一定時間後に自動的にシャットダウンを行う設定をする。
2.自動スリープを切にして、パソコンを入のまま放置して使用する。1週間に1回を目途に手動で再起動を行う(作業終了して一定時間後に自動的に再起動を行う設定をしても良い)


低性能のPCでは、ユーザーが入出力の作業をしなくなってから、やっと先延ばしにしていたwindowsアップデートなどの裏の作業を行うことができます。その時間を取ってあげることです。

低性能のPCをお使いの場合、作業するたびに、シャットダウンを行うと、起動するのに10分以上動作が重いことが続くことがあり、作業効率も良くなく精神衛生上にもよろしくありませんので、ノートパソコンのふたを閉じてスリープ状態にして使っておられる例が多いです。私もその方法がいいと思いますが、それでは、パソコンが先延ばしにしていた裏で行う作業を行うことができませんので、スリープ状態にしないことが大切です。画面表示を数分後に切ってロックをかけることでセキュリティは保持されますので、それを行ってください。

画面を閉じてスリープ状態にしてノートパソコンを持ち運ぶ事例があるかと思いますが、そのPCがHDD搭載の場合、HDDが回転している可能性がある時の持ち運びは即故障につながりますので細心の注意が必要です。できることならSSDへの換装をお勧めします。

ノートPCのふたを閉じてもスリープにならないようにする方法(逆もしかり)があります。ノートPCのふたを閉じても何も起こらず、電源ボタンを押したらスリープになるようにすることもできます。

作業終了して一定時間後に自動的にシャットダウンを行う設定

その都度行います。

コマンドプロンプト(もしくはwindows powershell)を管理者権限で実行して、ターミナル画面を出します。

秒単位でシャットダウンを行う時間を設定します。例えば5時間後にシャットダウンさせたいとき

shutdown -s -t 18000

1時間は3600秒ですので、5時間は、3600×5で 18000

実行中のアプリを強制終了させてシャットダウンさせたいときは、コマンドオプションに -f を追加します。

shutdown -s -f -t 18000

作業終了して一定時間後に自動的に再起動を行う設定

その都度行います。

コマンドプロンプト(もしくはwindows powershell)を管理者権限で実行して、ターミナル画面を出します。

秒単位で再起動を行う時間を設定します。例えば5時間後に再起動させたいとき

shutdown -r -t 18000

1時間は3600秒ですので、5時間は、3600×5で 18000

実行中のアプリを強制終了させて再起動させたいときは、コマンドオプションに -f を追加します。

shutdown -r -f -t 18000

自動スリープを切にする設定

設定 から行います。

windows11では

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windows10では

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カバーを閉じたときの動作の変更

windows10の場合

システム – 電源とスリープ より

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過去に持っていたCPUのpassmark を比較してみた

私は以前はデスクトップPC派、インテル派でしたので、以下のようなCPUを使っていました。Pentium4 より前のPC搭載のCPUの型番は失念しました。

(1) Pentium4 時代

Pentium4 3.0GHz (Northwood, FSB 800MHz) 310 ?

(2) core2 duo/quad 時代

core2 duo E8400 1189
core2 quad Q8400 2054

(3) core i シリーズ 初期

core i5 661 2459

(4) core i シリーズ 第4世代~第7世代

core i5 4570 5222
core i5 7500 6030

(5) core i シリーズ 第8世代~

core i5 10500 12824
core i5 12600 (未購入) 21436
core i5 13500 (未購入) 32576

こうしてみますと、pentium4 時代からcore2 時代の間に、大幅な性能の変化があったようです。その後は、プロセスルールの変更をはじめとする設計変更によって性能向上が図られているようです。core i5 8500 のpassmark が 9607 ですので、第7世代の core i5 7500 よりも性能がかなり引き上げられています。またここ3年の製品は前年版からの性能アップが目覚ましいですね。

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CPUの性能の求め方(passmark)

私の他のブログ記事で、今時快適に使用するパソコンを買う時には、①CPUの性能の高いものを選ぶ ②メモリ容量の多いものを選ぶ ③SSDディスクを搭載したものを選ぶ と申し上げました(現在使用しているパソコンが遅いときは、メモリ増設とSSD換装をお勧めするとも申し上げました。

それでは、CPUの性能の高低は、どこで判断するのでしょうか?
いろんな方がいろんな方法を紹介しておりますが、多くはベンチマーク(指標)を使っています。私はpassmark を使っています。描画性能やトータル性能を詳細に調べるのではなく、初心者が大まかな性能を見るには、これでいいと思います。

passmark の値が 1000を切っているパソコンは、相当遅いと思います。業務には向きません。
passmark の値が 6000程度のパソコンは、十分なメモリ(DRAM)とSSDを搭載しているパソコンなら、軽い事務作業なら快適に使えると思います。
専門作業(動画編集やCAD等)に使うパソコンでは、passmark値が 10000以上は欲しいものです。

passmark の値を調べるには、CPUの型番が必要

お持ちのPCの型番を調べる方法は以下の通りです。

・windows10 の場合

設定 – システム – 詳細情報  で調べられます。

・windows11の場合

設定 – システム – バージョン情報 で調べられます。

CPUの型番から passmark 値を調べる

ネットで、「CPU型番 passmark」で検索。

検索結果をクリック。

passmark値が調べられました。
core i7-3632QM の passmark 値は、4672 でした。

Ryzen 7 5800U の passmark 値 は、18691 でした。結構優秀ですね。