カテゴリー
未分類

フレッツ回線をビジネスホン環境で IPoEとPPPoEを共存させる場合の注意

以前のブログ記事に載せましたが、フレッツ回線でIPoEとPPPoEを共存して使えることができます。ネットカメラを使っている方や、一部のネットゲームをお使いの方などは、これで解決できます。

なお、ひかり電話をお使いでNTTのホームゲートウェイをお使いの方は、IPoE対応ルータを使って、当ブログの フレッツ光系の回線では同時に2つのプロバイダに接続できるってご存じでしたか? に掲載の図のように接続して実現できます。 

ところが、会社などでビジネスホンを使っている環境でこれを実現しようとすると、難易度が高くなります。

難易度を要するのは2点。

(1) PPPoE (IPv4) 系と、IPoE (IPv6) 系を、ONUの下で単純にスイッチングハブで分けることはで出来ません。
電話回線が絡むので、適合認定を受けた Voiceスイッチ なる機器を使って分けなければなりません(追記:サクサのビジネスホンの場合はこうするとのことでした。他社ビジネスホンでこの方法が使えるかは不明です)。
理由は、電話回線に影響が及ばないようにするためです。Voiceスイッチは、単なるハブとは異なり、電話回線に使用するボイス用ポートが それ以外のデータ用ポートに優先して使われるようになっています。 

(2) IPoE (IPv6)用ルータの要件が厳しい。ビジネス用ルータのメンテナンスをルータの代理店に依頼するのと同様、ビジネスホンの代理店に依頼するのが賢明です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です