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【失敗談】自作PCでSATAデバイス(HDD/SSD)を認識したりしなかったり

作業用パソコンのマザーボードを交換することにした

私は、仕事上ハードディスクドライブやSSDをパソコンから外して、通常の方法でアクセスできないデータを取り出したり、データを復旧したり致しますが、これらのメディアを容易に作業用パソコンに装置に取り付けたり取り外したりできるように、写真のようなタワー型パソコンに写真のようなカートリッジを取り付けております。

タワー型パソコンで販売されている機種は最近多くないので、自作になることが多いのですが、多くのカートリッジを取り付けるためには、カートリッジ取付用ベイの多いPCケースが必要です。でも最近はスロットの多いPCケースが少なくなってきましたので、以前使っていたBTO(受注生産)パソコンのPCケースを再利用しております。このケースは5インチ用ベイが4個、3.5インチ用ベイが2個あります。数年前にはこのようなケースをほとんど見かけなかったんですが最近また見かけるようになってきました。

以前、このケースには、H55規格のマザーボードが入っていて、windows7/8.1/10 と、linux が導入された計4本それぞれのHDDを差し替えて使用していました。マザーボードには昔の方式のファームウェアが入っていて手軽に扱えたのですが、時の流れとともにパフォーマンスに見劣りが見られるようになったので、このマザーボードを取り外して、Z170規格のもの(core i7 6700K CPU付き)をフリマで入手してlinux専用マシンにすることにしました。

今回購入したZ170規格のマザーボードの取説類

マザーボードを交換したけれど、一部のSATAポートのデバイスを認識しない

このマザーボードは、SATA3 (6Gbps) ポートが6個ありますので、ケースに取り付けてあるDVDドライブと、HDD/SSDストレージ用のスロットの計8個のうち6個をSATAケーブルで接続しました。

マザーボードのSATA3ポートに接続した全てのHDD/SSDストレージ用のスロットに、ハードディスクドライブを入れて電源投入。しかし

SATAのポート3とポート4のデバイスを認識していない ことが判明。どうしてだろうか?
もちろん、6個全てのハードディスクは単体で認識し動作することは確認している。

ASUS Z170-A マザーボードの UEFI BIOSに表示された SATA情報ステータス

そこで、マザーボードのポート2とポート3に刺さっていたケーブルを外して、ポート2に刺さっていたケーブルをポート3に接続し直し、ポート3に刺さっていたケーブルをポート2に接続し直したら、ポート3のみならずポート2まで認識しなくなった。
後で考えてみればこの方法は不適切だったのだが。

いろいろ試行錯誤するうちに、フリマで購入したマザーボードが壊れていたのだろうか?と思うようになった。

結局不具合の原因は、ATAケーブルの不良、そして不要に長いSATAケーブルの使用

後日再び動作確認。先日はPCの設置場所で、ケース内に充分照明を当てない状態で行っていたが、今回はPCを修理ベンチへ移動させて、ケース内に照明を当て、作業しやすい環境で行った。

落ち着いてポート1から確実にデバイスを認識するか確認していく。そうしていくことで、ある1個のSATAケーブルはどこのポートに接続しても不具合が起きることが分かり、これを除外した。最後の1つのポートは、前回結線したどのケーブルを用いても認識しないため、新しくなるだけ短いSATA3準拠のケーブルを用意して接続したら認識するようになった。

フリマで購入したマザーボードを疑ってスミマセン。

一応SATAの6個のポートに接続したデバイスを認識するところまで行き、この中の1つのデバイスからOSを起動して、OSからも1個のDVDドライブと 5個のHDDを認識することを確認した。

さて、次にやることは、本当にこれらのSATAデバイスが、SATA3規格 (6Gbps)で動作しているか確認することだ。
1.5Gbps 動作でも問題ないDVDドライブはさておき、残り5個のHDDは、折角の Z170マザーボードに接続しているのだから、6Gbps で動作してもらいたいもの。どういう規格でリンクしているかは後日フリーウェア(HWiNFO等)を使って確認してみようと思う。もちろんSATA3に対応しているHDDを用意して行う予定。

新しいマザーボードに使うSATAケーブルは、
・最新のSATA3 規格に対応しているものを使う
・なるだけ未使用のものを使う
 SATA3ケーブルは今までのSATA規格のケーブルより高速の信号を扱う都合上意外とシビアな印象。またSATAケーブルは劣化破損しやすい。
 使用したことのあるものを使うと、不具合が起きた時に原因の究明に無駄な時間を使ってしまい、良くない。 

以上私の失敗談でした^^;

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