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NECのwifi 6E対応ルータ WX11000T12とWX7800T8 新発売(その1)

WX11000T12

NEC から、wifi 6E対応の wifiルータ WX11000T12 とWX7800T8 が発売されました。それぞれ価格はオープンですが、価格.comではWX11000T12が最安値5万円前後、WX7800T8が最安値2万3千円前後で発売されているようです。最新機能やハイスペックな機能が搭載されているため、高価です。

wifi 6E というのは22年9月に総務省から認可された、wifiで使われる新しい周波数帯です。技術基準適合認証は順次行われていますので、wifi 6E対応の PC、スマホ類、子機中継機もこれからの状況ですので、購入を急ぐ必要はありません。

wifi 6E は、これまでwifi で使われていた 2.4GHz帯、5GHz帯の他に、新しく割り当てられた 6GHz帯を使用することが出来るwifi規格です。
現在使われている周波数帯域のうち、2.4GHz帯は都市部を中心に大混雑状態。そのためこれまで空いていた5GHz帯の周波数を使ったwifi通信がここ10年の間にたちまち普及しました。だがその5GHz帯も、wifi機器を多数使う環境では混雑してきたため新しく設けられたのが 6GHz帯です。

5GHz帯と 6GHz帯の違い
・6GHz帯は5GHz帯より使用できるチャンネル数が多い。そのため混雑しにくく、安定して80~160MHz幅を使う高速wifi通信が利用できる。すなわち6GHz帯は高速wifi通信に適する。
・5GHz帯のうち W53、W56帯域は、電波法で義務づけられたDFS機能によりwifi電波が止まることがあるため、80~160MHz幅を使う高速wifi通信が安定しない問題があったが、6GHz帯を使えばその問題は起こらない。6GHz帯はDFSの影響を受けない。
・一般的に、周波数が高いと障害物の影響を受け遠くまで電波が届かない。5GHz帯のwifi電波が2.4GHz帯より電波が届かないのと同様、6GHz帯のwifi電波は5GHz帯の電波より電波の届く距離が短くなることはあり得る。これがメッシュwifi機の配置や設置台数に影響を及ぼすことがあるかもしれない。

5GHz帯と 6GHz帯共通の問題
・屋内用wifiルータや中継機を屋外で使用することができない

いずれにしても、まだまだ先のことですので、今すぐwifi機器の更新の必要がなければ、半年~1年後に検討してOKの話です。

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