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インターネットの接続速度が上がらない原因

最近 youtube の体験記事をよく拝見します。映像公開している人にはすごい人がいて勉強になります。一方調子が悪い状況をアップしている人もいてそういう方にはコメント欄にてアドバイスをしたりしております。アドバイスをする過程で自分の頭の中も整理されてきます。今回はそのときアドバイスした内容を記事にしてみます。

1.原因として考えられる箇所は大きくわけて3つある

例えばインターネットでページを見ることを想定してみます。

a. インターネットのページを公開しているサーバーが遅い
b. 契約しているプロバイダに問題があって遅い
または、回線が遅い
c. 建物内の設備に問題があって遅い
または、端末(PCやスマホ等)に問題があって遅い

このうち、「a. インターネットのページを公開しているサーバーが遅い」というのはサーバ提供先の問題であって、自分では管理しようがありませんので、素直に受け入れましょう。

では「b. 契約しているプロバイダに問題があって遅い。または、回線が遅い」というのはどうでしょうか? これは別のプロバイダや回線業者に乗り換える、回線業者のプランを変更することで解決します。要するにお金をかければ解決します。

また「c. 建物内の設備に問題があって遅い。または、端末(PCやスマホ等)に問題があって遅い」というのも、設備更新や交換、設定変更、端末の設定変更や修理、交換で解決します。

2.回線のプラン以上の速度は出ない

例えば、何かの目的でインターネットを高速で行いたい、できれば200Mbps以上ほしい という方が居たとしましょう。でもどうしても 数十Mbpsしか出ないという場合、まさかとは思いますが回線プランをご確認ください。

・まず、光回線でないと無理です。ADSLや同軸ケーブル回線では100Mbps以上はまず出ないです。
・回線業者のプランが200Mbps以下だと無理です。NTTフレッツや光コラボで 最大100Mbpsのプランは×。最大1Gbpsのプランに乗り換えましょう。1Gbps以上の速度を希望でしたら、フレッツ光クロスというのもあります。
 Nuro光、au光、ケーブルテレビ、電力会社系の回線業者でしたら、300Mbps以上のプランに変更しましょう。1Gbps以上の速度を希望するとき、2Gbps~10Gbpsのプランを用意している回線業者もあるようですが、その時、本当に1Gbps以上の速度がルータから出せるかどうか確認しましょう。業者提供のルータのWAN側とLAN側の端子ともに2.5~10Gbpsに対応していなければ2.5~10Gbpsの速度が出るはずがありません。

3.フレッツ光/光コラボの場合、IPv4 over IPv6 (IPoE) は必須 ただし環境により制限あり注意

フレッツ光/光コラボ(以下フレッツ系)では、プロバイダの認証IDとパスワードを使って接続をしています(PPPoE認証)。利用者増により大手プロバイダを中心に時間帯によっては速度が大幅に落ちます。これを回避するために、今ではIPv4 over IPv6 (IPoE)接続が主流になっております。もし時間帯によって速度が非常に遅くなることがあってIPoEになっていなければIPoEへの変更をお勧めします。

IPoEへの変更にあたっての注意
ルータでポート開放を行っている環境では使えないことがある
今お使いのネット回線を使って、ネット越しにWebカメラ画像、ホームページ、ファイル、メールおよびVPN等のサーバーを設置して公開、一部のゲームの実施、などのためにポート開放している場合は契約しているプロバイダにご相談ください。
回線業者からルータを支給されていない環境では、ルータの設定変更が必要、もしくは買い替えが必要になることがある
ルータ機能付きのonu(ホームゲートウェイ)が設置されていて内蔵ルータが有効になっている環境は問題なく使える。
今まで自前でルータを用意していた環境では、そのルータがプロバイダが採用しているIPoE方式対応でなければ、ルータの買替が必要になります。プロバイダにご相談ください。

4.wifi接続の場合、wifiルータの最大通信速度以上は出ないが、ルータの処理能力によっては速度はさらに低下する

wifi接続の場合、インターネット通信速度を左右するのは
・wifiルータの最大通信速度のカタログ値
・wifi電波の品質(電波の強さ、混雑度、同時接続機器数と素性、中継機を介しているか、等)
・wifiルータの設定と処理能力

詳細の説明は別の機会に譲るとして、wifiルータの処理能力を案外見落としがちです。
wifiルータにもパソコンと同じようにCPUやメモリなどのハードウェア部品があって、グレードによって採用されている部品が異なります。高速通信にこだわるのでしたら、それなりのグレードの製品を使用することが必要です。当然数千円のwifiルータで満足できる性能は出ません。
パソコンの接続プロパティに出てくるリンク速度が高くなるよう設定するのは当然ですが、それだけでは速度向上の解決にはなりません。

5.有線接続の場合、onuから端末までの機器の接続規格すべてに留意する

・接続速度は、接続規格が一番劣っている部分の速度になる。
・1Gbps超えの速度を目指すなら、LANケーブルはカテゴリー6Aを推奨。
(カテゴリー5eでは性能不足。カテゴリー7や8は必要ない)
・LANケーブルの留意箇所は、onu~ルータのWAN端子、ルータのLAN端子~スイッチングハブ、スイッチングハブ~高速通信規格に対応している端末機器全て(PC、有線接続プリンタ、NAS等)
・イーサネットインタフェースの規格は、ターゲットの通信速度に対応したものにする [従来のLANケーブルを使用する場合10GbE(10GBASE-T)、5GbE(5GBASE-T)、2.5GbE(2.5GBASE-T)、1GbE(1GBASE-T)] 。留意箇所は、ルータのWAN端子とLAN端子、スイッチングハブ、高速アクセスしたい端末機器(PC、NAS等)。
・10GbpsのLAN接続には、従来のLANケーブルではなく、SFP+ケーブル(10GBASE-CU)が使用されることがあり、対応するネットワーク機器や従来のLANケーブルとの変換アダプタ等が発売されている。cat7やcat8のLANケーブルの端子は従来のRJ-45でなくGG45/TERAが本来の仕様になっている模様。

6.PCやルータ内蔵のセキュリティソフト、ルータ直下のセキュリティ機器が通信速度を低下させる

ルータ直下に UTMやファイアウォールなどのセキュリティ機器を装着している場合、それらの機器が送受信パケットを分析処理する時間を消費するので、ネットワーク速度は低下する。
これらのセキュリティ機器は、OS標準のセキュリティ機能が及ばない複合機などを守ったりもする大切な機器となっている。
同様に、最近のルータやNASにもセキュリティ機能が付いているので、それがパフォーマンスの原因になることがある。 

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